少女が恋をし、小説家をめざし、そして・・・自叙伝とも取れる未完成の短編小説。その小説はそれを必要とする人たちにわたって行く・・・それぞれの人達が、未完成の物語の席に見る結末は?そんなですね。
一か所どうも伏線を見逃したんじゃないかと不安な展開があるのだが・・・素直に解釈して会ってるのか?まあいいか・・・今回は白湊さんです。夢と生活と人生と選択と・・・連作短編として、結果なんか地に足付きながらも素敵なお話に仕上がってます。大きな物語としての回収もあり、読んですっきり。泣いちゃったり爆笑したりは無いけれど、大変気持ちよく読ませていただきました。
非常に面白かったです。