
「日本頭悪夢すぎるだろ。待機児童ってなんだよ、待機してんのは俺たち家族な。働かせてくれよ、うちの家庭ボロボロにすんな。」
ふと目に留まったツィートは女子高時代の友人の夫のアカウントからだった。心配で友人へ連絡するも繋がらず。その後友人が未だ乳児の子供を連れて失踪したと知る。友人の身に危険をジャーナリストの菜摘は、彼女の足取りを追うが・・・それは虐げられて生きてきた彼女の人生の足取りを追う作業にもなり・・・果たして・・・そんなです。
終始ダークでピリピリしたトーンで進む物語は、そここに程よいフックもあり最後まで楽しめました。最後の最後で・・・うん。そう言う物語もイイですね。
面白かったです。