警視庁キャリアで30台で地方署の署長を務める田中健一。プラモデル作成が唯一の趣味。何事もなく過ごしたいのだが・・・持ち前の不運か幸運か、全然そう言うつもりじゃなく発した一言がヒントになり部下たちが次々に謎を解いて事件解決・・・だけならまだ良いが、巻き込まれて怪我したり「現場に介入するな!!」と上司に目を付けられたり・・・そんな四国での日々=憂鬱と京都での日々=幸運。そんな短編集。
「幸運」の方のうち1篇はこちらで既読だった↓
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6985.html
いや、楽しいですね。バカバカしいけど、実は仕掛けがこってりのミステリィ=でも謎解きはすべて偶然と曲解。そして意図せず集める人望は部下のみならずライバルからも???このパターンマンガだとたまにあって、でもそれで主人公が成長したり実は隠れた実力があったりってパターンが多いけど、ここではあくまで不変な不運な田中署長ってのも素敵です。
面白かったです。また会いたい。