「本を守ろうとする猫の話」の続編。
喘息持ちで活発な生活を送れず、それでも本が好きなので図書館通いで結構幸せな中学生の幸崎ナナミ13歳。その図書館で本が次々と無くなっている事に気づき、どうも犯人じゃないかと言う男に覚えもあり・・・そんなある日、犯行?現場を目撃し後を付けると図書館に青白く輝く書棚の先にそんな場所無いはずの空間が目の前に開かれ、男はそちらへ・・・追おうとしたナナミの前に現れたのは猫。しかししゃべる。事態を把握しているような猫は、ナナミを止めたいような一緒に来てほしい様な・・・結果ナナミは不思議な世界へ飛び込みそこで少しづつ世界から本を亡くそうとしている男とそのしもべたちが居る城にたどり着く・・・そんなですか?
前作読んだのは7年前で記憶が薄いですが・・・前作の主人公林太郎も登場しヒロイン役だったはずの沙夜も登場します。で、前作の記憶なしでも一つの完結した物語になってるので問題はあまりなかったですね。ガツっとは来ないですが、サクサク読んで雰囲気で楽しめる大人の童話。「大事なものを失った大人たちに・・・」 とか言ってたのは星の王子様のサン・テグジュペリだったか。物語の内容は違いますがこれもそんなキャッチがはまりそう。
さらっと面白かったです。
前作感想↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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