岡山県のある集落で山が哭くときに人が死ぬと言う伝説が。実際に断続的に何人かの”老人"がこれまで外で亡くなっている。終戦直後没落し気がふれた元地主が引き起こした凄惨な事件、事件後彼は山で姿を消し・・・彼がまだ生きていてたびたび村民を襲うとか、呪いとか言われてて・・・そして令和。コロナ禍。東京からやって来た男を村人は阻害する。それもどこ吹く風な彼にあこがれを感じた、向かいに住んでる中学男子は常々村の閉塞感に辟易としていた。そして村での初のコロナ患者。また今度は2年ぶりに鬼の哭く夜に死んだ老人。全部東京から来た奴のせいだと騒ぐ亡くなった老人のバカ息子。過激になる嫌がらせ。一方東京の彼のところには友人がやってきて何やら調査を・・・さて事態はどうなっていくのか???って感じですかね。
この人の作品にしては大分サラッとしてるような・・・いや全然悪くは無いんですけどね。どんでん返し部も「ああ、そうね・・・」と言う感もあったし・・・なんでしょ? でもね、ちゃんと楽しめましたよ。ハードルの設定が多分高すぎたか・・・
ちゃんと面白かったです。
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