小学生の時難病を抱え、絶望の入院中同室の少年からチェスの存在を知った透。プロになれないのではなってはいけないのでは無いかと悩み始めた時に初恋の少女と再会した晴紀。全盲で生まれ母親は彼女をピアニストにしようとしたが、才能の限界を感じピアノが嫌いになったときに盲学校でチェスに出会った冴理。不幸な生い立ちから極悪と言う王道コースを進みながら、シメてた相手から言われた一言でチェスに出会いのめり込んでいったノビー。そしてそんな4人が、マイナー競技のチェスに光をと開催される優勝賞金1億のチェスワングランプリで対戦する事に・・・そんな感じですかね。
マイノリティがクソ面白いマイナー競技にすべてをささげて行くある種のスポ根物ですかね。それぞれの人物の描き方も魅力的だし、キャラの配置と言うか配分も申し分なく小さくギャップ萌えも用意されています??脇にもなかなか良い人物ぞろいです。エンターテイメント小説としてちゃんとしてますね。
面白かったです。
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