~ 五つの心 ~
一) 「ハイ」と言う素直な心
二) 「すみません」と言う反省の心
三) 「おかげさまです」と言う謙虚な心
四) 「させて頂きます」と言う奉仕の心
五) 「ありがとうございます」と言う感謝の心
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
※ 恩師の御教えより ※
私たちの心の中には転生輪廻で学んだ多くの智慧が蓄積されていて
心の曇りを取り除いた時にその智慧が湧現してくると言われています。
本来は心の曇りを取り除いてそれらの智慧を湧現させるのが真の姿だ
でありそれが多宝塔と言われるものだそうですが、
多くの方が自己保存・自我我欲に囚われそれが出来ないためにそれを
形にしたのが現今の神社仏閣に建立されている「三重の塔」や「五重の塔」
である。
と、恩師はお説きくださいました。
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
~ 恩師の御講演「心身の身癒」より ~
施しをしても自分のなした善事はトランペットを
鳴らして吹聴してはならぬ。
むしろ汝の右手でなしたことを
汝の左手にさえ知らさぬことである。
なぜならば、心の底からなしたことは何であれ
あなたたちの父はそれを知り給い、
豊かに報い給うからである。
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
~ 天上界への道 ~
※ 恩師の御著書「愚か者の独り言」より ※
「人は先に過ちを犯せども後に過ちを犯さざれば、
その人の世間を照らすこと、雲を離れてひとり輝く満月の如し」
という仏典の言葉があります。
現れては消えていく実体のない現象界の出来事に
いちいちとらわれることなく、
過ちを繰り返さぬ前向きな努力をしていけば、過ちを犯して、
それを自覚したがゆえにかえって新しく生まれ変わり、
今度はより立派な人格となり、
世間の人々に光を放つ存在となれることです。
希望を与えられる言葉だと思います。
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
「神の愛」
常に自分たちを生かしてくださっている力に
意識を向けて感謝していれば、
私たちは健康で幸せに暮らさせてもらえます。
ところが、これを忘れて勝手にお金儲けのためや
快楽追求のために自然を破壊しながら、
ご自分の心の喜びや身体の健康も失っています。
顔からは笑みが消え、体からも心からもエネルギーが
抜けてしまっています。
こういう方々が増えています。
それでも神様はいつも太陽のごとく平等に絶え間なく、
私たちにエネルギーを注いでくださっています。
ただ、人間のほうで命を育み守ってくださる
神様の愛の流れを遮断しているだけなのです。
神仏を否定し、生かされていることへの有り難みを
忘れてしまうということは、愚かにも生命の光、
生命の力をお断りしているということになります。
常に「もしなかったら」と思って感謝を忘れないことです。
そうすると、自分の心が喜びに満たされます。
「私はこんな辛い環境の中では何も喜べません」と
おっしゃるお方がありますが、
太陽の熱と光に感謝しなさい、空気中の酸素に感謝しなさい、
水に感謝してみなさい。
そうすれば喜びはいっぱい与えられます。
現在の苦しい環境はだんだんと消えていきます。
お金や物をたくさん持っていても火事に
遭えばなくなりますが、心の喜びはどんなことがあろうとも、
なくなることもなければ盗まれることもないのです。
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
~ 恩師の御講演より ~
どんなに遠くへ逃げたつもりでも自分の心から
逃げることは出来ません。
心の苦しみから逃れるには、自ら悔い改める以外に
方法がありません。
悔い改めたら、二度と繰り返さない努力をすることです。
因縁は自分自身が作ったものです。
自分が作ったものによって苦しんでいるのです。
では、それを消すのは何かというと、反省、悔い改め、
懺悔です。
その悪さを再び繰り返さない中に魂の進化が行なわれます。
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
~ 恩師のお説きくださる「心身の神癒」より ~
泣く者とともにいたずらに泣くことなく、
裡に君臨する強大なる愛をもって彼らを助けるがよい。
母がその子を愛するがごとくにも、
すべての人々に対して愛を感じなければならない。
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
~ 心眼を開く ~
終末感・・・
危機感意識が世上を蔽い
人の心が自己保存・自我我欲に
満ちている今の世に。
人は何のために生まれたのか・・・?
死すためか・・・!?
いや、そうではあるまい。
生きるために、
他を愛するために生まれたのだろう・・・
貴方はご自分の命と引き換えに
他を愛することが出来ますか・・・?
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生
「寿命」
寿命の長短に大した意義はないと思う。
たとえ短い寿命であっても、その方がいかに生きたかに
大きな意義があると思われるし、
その方のご存命中の想い、行いを客観的立場で観察した時
多くの方がその方のご存命中の生き方に感銘を受け尊敬を
抱くのであれば、
いたずらに歳だけを重ね多くの人にご迷惑をかけるよりは、
遥に優れた人生だと思われる。
また、このことが 「天寿を全うした」・・・と、
言う事なのではないだろうか・・・?
人の立派さは寿命の長短では決められないと思う。
「長寿を全うし」 且つ 「天寿を全うする」
これが最高の生き方であろう。
~ 恩師のご著書「愚か者の独り言」より ~
感謝は光ですから、
その光の中で怒りでも愚痴でも消えてしまいます。
一日のうちでたとえ五分でも十分でも感謝の心を持つと、
その間に魔が入ってくることはできません。
感謝は心の魔から自分を守ってくれる鎧であり、
自分自身の喜びでもあります。
~ 感謝・合掌 ~
浄心庵 長尾弘先生