浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-11-28 02:02:47 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

◆お写真はインドの霊鷲山(りょうじゅせん)

   山頂に立たれる恩師「長尾弘」先生です。

   霊鷲山はその昔、お釈迦様が好んで法を説かれた場所と

   言われています。

 恩師のご著書「思いの中に生きる」より

     「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・

      「戒名」について

しかし、いくらいい戒名をつけても、

それは亡くなった方には何の関係もないそうです。
わからないからです。
その証拠に、あの世の霊の方と数え切れないほど

お会いさせてもらってお救いさせていただきましたが、
そういう方は皆、戒名は何にもならんとおっしゃいます。
そして、呼び出す場合に戒名を呼んだら出てきません。
自分のこととわからないんですね。
俗名を呼んだらすぐに出てきます。
「おい、はっつぁん」と言ったらすぐ出てきます。
「おい、熊さん」と呼んだらすぐ出てきます。
常に一番親しい自分の呼び名を覚えているんですね。
だから、戒名なんか呼んでも出てこられません。
そのようになっております。


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「垂訓」

2024-11-27 00:01:38 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

◆お写真は恩師「長尾弘」先生の還暦祝賀会での奥様との

  ツーショットです。

 

 恩師のご著書「思いの中に生きる」より

    「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・

      「戒名」について

今日はお坊さんはお見えになっておられませんね。
お坊さんの営業妨害になったら叱られますので。
夕べですが、「戒名」についてテレビで言っていましたね。
お寺さんが戒名いくら、お布施いくらと決めるのは、

宗教上ちょっとおかしい。
だから、宗教法人への税金を考えないと

いかんということがニュースに出ていましたね。
まるで商売。
或る方は言われました。
お寺さんに行きますとメニューみなたいに、

「この戒名やったらいくら、
これやったらいくら、どれにしますか」言うて、

見せてくれはるそうですね。
「戒名のメニュー」です。


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「垂訓」

2024-11-26 00:21:09 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「思いの中に生きる」より

      「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・

だから、ご先祖様にお茶を供え、

炊きたての御飯を供えるのは、

「ご先祖様のお陰さまで、こうして

今日も熱いお米の御飯を頂戴できます」と言って、
感謝の気持ちを形として表したものです。
それが本当のお供えです。


そうでなくて、「ご先祖様に食べて下さい」

と言って供えたらいけませんよ。
ご先祖様も難儀されます。
取り合いして、「俺の飯もうないわ」

必ずそうなると思います。
お茶もそうです。
しかし、極楽へ行くと「御飯、お茶」

と言えばすぐに出てきて、何も不自由しないのです。
本当の帰るべき世界・正しい教えというものを

知っておりますと、そんな供物はいりません。


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「垂訓」

2024-11-24 23:58:25 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓


  恩師のご著書「思いの中に生きる」より


   「先祖供養」について(その1)


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その時、「ああ供えてくれたなァ」

という一時の心の納得というか、
供えてくれたという思いはあるのですけれども、

いつまでたっても満足を得ることはできません。
また供え物についても聞いてみました。
「今日までに、どれほどの供え物を

子孫の方はあなたに捧げましたか」。
しかし、それによっても満足は得られなかった。
戒名なんかはけっさくです。
「よき戒名を付けられたでしょう」

と聞きますと、「あれは何もなっておらん」。
「どうしてですか」と聞いたら、

「わしが死んだ後のこと、わしゃ知らん」
こう言われました。


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「垂訓」

2024-11-24 00:25:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「思いの中に生きる」より

     「先祖供養」について(その1)


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だから、いくらお経をあげても

何にもならないのです。
また、お茶も聞きました。
「あなたが所望されたら、

子孫の方はどれほどのお茶を献じましたか。
お茶によって救われましたか」と言いますと、
「いや、救われない。

満たされることができない」とおっしゃった。
それは、いくら供えてもらっても

満足できないのです。


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「垂訓」

2024-11-22 23:57:26 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

◆お写真はお釈迦様が六年間の肉体行の修行をされた前正覚山です。

 手前の川は尼蓮禅河(ネランジャラ川)です。

 恩師のご著書「思いの中に生きる」より

  「先祖供養」について(その1)


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じゃあ、十憶以上の数え切れないご先祖様に

なんぼ大きな丼茶碗をもってきましても、

そりゃ足りません。
また、どれだけ大きな丼茶碗に御飯を

装ってお供えしても、一粒ずつもあたらないのです。
そして、そんなもので成仏はできないのです。

以前に、地獄に八百年も迷うて

おられる方が出てきました。
その方に、「八百年の間にあなたの子孫の方は

あなたにどれほどの経文を供養しましたか。
八百年間、あなたはどれほど経文の供養を受けましたか。
それによって救われましたか」

と聞きますと、その霊が言われましたね。
「あれは何もならんのう」。

「どうしてですか」と聞きますと、
「意味が難しゅうて訳がわからんわい」

お経の意味がわからんとおっしゃった。


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「垂訓」

2024-11-22 00:11:14 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「思いの中に生きる」より

    「先祖供養」について(その1)


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というのは、私には私のお父さん

そしてお母さんがいてくれました。
そのお父さん・お母さんには

またそれぞれお父さん・

お母さんがおられるはずですね。
そのお父さん・お母さんにもまた

それぞれお父さん・お母さんがおられます。
そのようにして、三代、四代、

五代、六代、七代、八代・・・
三十代溯りますと十憶のご先祖様

(2の30乗=1,073,741,824)、

わずか三十代前で十憶を
超えるご先祖様のご縁を

いただいているということです。


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「垂訓」

2024-11-21 00:37:36 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「思いの中に生きる」より

  「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・


また、あるお宅へ行きますと、

大きな丼茶碗に何杯もお茶を供えてあるんです。
丼茶碗です。
「これ、何しているんですか」と聞きますと、
「これ、ご先祖さんに

お茶を飲んでもろてますんや」とのこと。
なるほど大きな丼茶碗あるいは

四十個の湯呑みをずーっと並べまして、
お茶をなみなみとついで供えていますけれども、
私たちのご先祖様はそんなに少なくないんです。


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「垂訓」

2024-11-19 23:55:55 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「思いの中に生きる」より

     「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・


それを知らなかったから、供えなさい、

祀りなさい、拝みなさい、

ということになるのです。
ひどい所になりますと、

あるお宅へ寄せていただきましたら、

お仏壇に、
大きなお仏壇ですけど、

湯呑みが四十個も供えてあるんですね。
それにお茶を入れて、

毎日お茶湯されています。


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「垂訓」

2024-11-19 00:09:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「思いの中に生きる」より

    「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・

その極楽へ帰っていただくことが、

私たちが先祖供養させていただく究極の目的のはずですね。
また、「慰霊(霊を慰める)」あるいは「鎮魂(魂を鎮める)」
「除霊」とかいろいろありますけれども、


「救霊(霊を救い上げる)」という言葉はあまり聞きません。
どの宗教もあまり説いておられませんね。
「救霊」すなわち霊を救い上げてしまうのが本当の供養の目的です。


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「垂訓」

2024-11-17 23:58:19 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓


  恩師のご著書「思いの中に生きる」より


   「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・


極楽の世界へ帰ってもらうことこそ

本当の目的のはずですね。
この世界に思いを残しますと、

その思いによって自分の心が

その場所にとどまります。
私は死んだら仏壇の中に祀ってもらう、

あるいは、このお墓の中に入れてもらうと

思っておりますと、
必ずその場所に行ってしまいます。
その場所は極楽とはほど遠い場所です。
極楽は素晴らしい世界です。


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「垂訓」

2024-11-17 00:03:52 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓


   恩師のご著書「思いの中に生きる」より


     「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・


私たちはその世界からこの地上の世界へ

自分の魂の修行に出させてもらっています。
ですから、実践といいましても、

ご先祖供養というと、拝みなさい、

ものを供えなさい、
護摩を焚きなさい、

あるいはいい戒名を付けなさいと

いうことになりますが、
これらはあくまでも供養の

手段でしかないのです。
では、目的は何かです。


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「垂訓」

2024-11-16 00:03:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

  恩師のご著書「思いの中に生きる」より

    「先祖供養」について(その1)


先の続き・・・


とまり木、そんな所へとまらされたら大変です。
私たちは素晴らしい光輝く天上の世界、

光明燦然と輝く喜びと安らぎと調和に満たされた世界へ
帰ってこそ本当の成仏ができます。
それはこの三次元の世界とは全く質の違う世界ですね。


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ご報告

2024-11-15 16:08:19 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ ご報告

ブログ名:垂訓 URL:http://blog.goo.ne.jp/hanatenzen 
当ブログの開設日より現在までのトータル訪問者数、

並びにトータル閲覧回数をご報告申し上げます。


開設日:(2008-11-11)から本日現在(2024-11-14)
までの5,848-195=5,653日間で:
(不可抗力で投稿できなかった日数を195日として計算しています)


トータル訪問者数:613,930名     一日平均:109名
トータル閲覧回数:1,505,675回    一日平均:266回


沢山の皆様の当ブログへの訪問ならびに閲覧ありがとうございました。

恩師「長尾弘」先生も天上界で大変喜んでおられることとご推察致します。
及ばずながら、小生も皆さまのご健康とご多幸をお祈りさせていただきながら、

日々当ブログの更新・管理をさせて頂いております。
今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。


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「垂訓」

2024-11-15 00:03:00 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「思いの中に生きる」より

    「先祖供養」について(その1)


ある宗教はご先祖様を大事にすることを

強調しています。
これはいいことですね。
ところが、仏壇の中へご先祖様の

とまっていただく位牌、先祖様のとまり木を
作らなければならないといっています。
これはご先祖供養の本当の意味が

理解されていないのです。
もし、私たちがこの世を去りまして、

仏壇の中の位牌のような所へ

とまってしまいますと、
成仏はできません。


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