恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
教えに縁ある私たちは生きた仏になろう
先の続き・・・
この自由が無かったら、ほんとうの法は伝えられません。
経済的に人から恵んでもらわなくては生きられないようなことでは、
法を伝えることはできません。
調和された経済力が大事ですね。
「今生この世の出られた光の天使は、宗教などで、食を得ているような者は
一人もありません」と、高橋信次先生はよくおっしゃいました。
自分の生活ぐらい自分で何とかできる、その余った時間で人を救います。
私も、幸い神様から与えられ、どこへ行かせてもらっても、一銭も求めません。
要りません。
自分の電車賃ぐらいは自分でできます。
お話は皆さんに聞いていただいているのです。
こんな至らない私の話を大勢の皆さんが聞いて下さるという、
こんな幸せなことはありません。
講演料、そんなものはとんでもありません。
何も要りません。
ほしいのは、皆さんが救われてほしい、幸せになってほしい、
健康になってほしいことです。
ただそれだけで飛び回っております。
又それだけでいいと思っております。
地位も名誉も財産も何も要りません。
「よかったですね、御縁があってよかったですね」
この喜びこそ無上の喜びです。
長い時間、お付き合いして下さいまして、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました(拍手)。