~ 恩師の御著書「真理を求める 愚か者の独り言」 より ~
古来、肉体は不浄なるものを詰め込んだ皮袋にたとえられました。
目からは目糞、耳から耳糞、鼻から鼻糞、歯から歯糞、皮膚から汗、アカ、
下からは大小の排泄物というふうに汚いものがこの皮袋に詰め込まれているのですが、
この不浄なる肉体があってこそ私たちは悟らさせていただけます。
肉体を持ちながら、その肉体や五感にとらわれないということは
心がそれだけ自由自在であり、泥に汚れることのないあの蓮の花と同じだと思います。
そうして、はじめて本当の神に近づけます。
つまり、自分を犠牲にし、燃え上がらせ、人様の喜びのために肉体を動かし、
しかも嫌いな人をつくらず、平等に愛する心です。太陽のような意識です。
~ 感謝・合掌 ~