恩師の御著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第一章 或る愚か者の生涯
◆親孝行ができたと思うこと◆
先の続き・・・
四六時中 休むことなし 我が行は
父との誓い有ればこそなり
この歌について、「父との誓いというのはなんですか?」
と質問される方がよくあります。
しかし、この父というのは肉体の父ではなく、
霊の父、つまり神様のことです。
私たちはこの肉体を世に出してくださる父と母なしには、
この世に生まれ出ることも、
この世で活躍することもできません。
確かに父母は最大の恩人ではあります。
しかし、その父母にとってもやはり親があり、
その親の親にとっても親があり、
と限りなくさかのぼっていきますと、
結局最後はすべてを創造された神様にたどりつきます。
そして、今日一日、空気や太陽や水の恵みを与えて
私たちの命を維持させていただいているのも
神様のお陰以外の何ものでもありません。