恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
人々の喜びが無限のエネルギー
私は常に全国を飛び回っております。
先週は山口県で、小郡と山口市と日本海側の長門市を回らせてもらいました。
休ませていただくのは、たいがい夜中の二時前後ですね。
その前の週は徳島で、夜中の三時半ぐらいまでお話させてもらってから五時に
起きて、こちらに送ってもらい、河内の国分に行かせてもらいました。
夜はMさんのお宅へ寄せてもらい、帰宅したのはもう十時を過ぎていましたね。
私は自分の身を、自分の生命を燃え上がらせております。
燃え尽きてしまいたいと思っております。
燃え尽きたら、あの世に帰らせてもらえばいいのですね。
精いっぱいこの命を燃え上がらせて、その結果として一人でも多くの方から
「会えて良かった」と、喜んでいただけたら、私の使命を果たしたことになります。
法には命をかけて実践させていただいております。
命などは要りません。
だから、無限のエネルギーが与えられます。
こんなことが人間としてできるのかというようなことを平気でやらせていただきますね。
お招きいただきますと、どこへでも飛んでいきます。
その時は、ただご奉公、一切の報酬は求めません。
せめてその時間だけでも、神の子に成りたいと思って、神の御心通りに自分が行い、
そのように生活しております。
求める心があれば、もし頂けない場合は、腹も立ちます。
たださせていただく気持ちでやれば、もともと頂かない気ですから、
どこへ行っても心安らかです。
癒しの方が何十人、何百人おられても構いません。
私の体が潰れるまでご奉公します。
この間、東京に招いていただきました。
まあ、たくさんのお方にいっぱい取り巻いていただきまして、汗だくになり、
もう帰らせていただく時間ギリギリまでお話をしました。
手で書いているズボンを穿かせてもらい、シャツを頭からかぶせてもらい、
走って飛び出したのです。
どこへ行かせてもらいましても、初めての所ではお茶一杯、
タバコ一服吸わせてもらう時間もいただけません。
しかし、又不思議なことに全く疲れることはないのです。
いくら大勢の方に会わせていただいても疲れません。
皆さの喜びによって却って元気が出てきます。
これは正に、見えない世界からのご協力を戴いているのだと思います。
しかし、全然水一滴要りません。
初めから最後まで同じように声が出ているそうです。
場所によると、ご飯もいただきません。
ずっと喋りっぱなしの時もあります。
自分でも、なぜか分からないのですが、そのようにできるのです。