~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第二 小なる章
11、ラーフラ
335、 〔師(ブッダ)がいった〕、
「ラーフラよ。しばしばともに住むのに慣れて、
お前は賢者を軽蔑するのではないか?
諸人のために炬火(たいまつ)をかざす人を、
汝は尊敬しているか?」
336、 (ラーフラは答えた)、
「しばしばともに住むのに慣れて賢者を軽蔑するようなことを、
わたくしは致しません。
諸人のために炬火をかざす人を、わたくしは常に尊敬しています。」
337、 「愛すべく喜ばしい五欲の対象をすてて、
信仰心によって家から出て、苦しみを修滅せしめる者であれ。
~ 感謝・合掌 ~