もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

1255番:仏検3級突破学習(4)

2022-05-03 17:21:16 | 日記


実用フランス語技能検定試験
『仏検3級突破』(三修社)(4)
——————————————————————————————————

ほぼ丸写しで書いています.エラそうに「~してください」と書いて
いますが、私ではなく、この本の先生のお言葉ですのでね.
その他の言い回しもそのまま丸写しです.全てはこの本の著者の言葉
ですのでよろしく.私はただの何も知らない生徒です.みなさまと同
じ「3級受験生」ですのでね.仲良くしてくださいね.

そこで、区別のため、私が自分で書き足した部分は緑色にしておきま
す.よろしくお願いいたします。

では本日も学習開始!


——————————————————————————————————

            〖突破に向けて(Ⅲ)〗

 解説では、慣用表現の使い方も含めて、よく用いられるものの例をあ
げるようつとめましたが、次のようなものには触れられませんでした.
もうひとふんばりしてください.

  Il y a à peu près trois cents personnes dans la salle.
    会場にはおよそ300人が入っている.
                                à peu près:およそ、ほとんど

  Après tout, tu as raison.
    考えてみると結局君の言うことが正しい.
                après tout:結局(のところ)、要するに、どう考えても

  Avant tout, il faut terminer ce travail.
    何よりも先に(まず)この仕事を終えなければならない.
                        avant tout:何よりもまず、とりわけ

  D'abord, je vais vous expliquer ma méthode.
    最初に(まず)この仕事を終えなければならない.
                                      d'abord:まず第一に、最初に

  Je ne peux pas accepter tes propositions en bloc.
    君の提案をすべてひっくるめて受け入れるわけにはいかない.
                          en bloc:ひとまとめにして、ひっくるめて

  C'est en somme la seule chose qu'elle réclame.
    つまるところ、彼女が要求しているのはその一事だ.
                              en somme:要するに、結局のところ

  En tout cas, je te rappellerai ce soir.
   いずれにせよ、今晩また君に電話するよ.
                            en tout cas:いずれにせよ、ともかく

  Prenons, par exemple, le dernier ouvrage de Sartre.
    たとえばサルトルの最後の著作を取り上げてみよう.
                                       par exemple:例えば

  C'est par hasard que je l'ai rencontrée à l'Opéra.
    私が彼女にオペラ座で会ったのは偶然にだ.
                                   par hasard:偶然に、はからずも

  Il s'est assis par terre.
    彼は地面に(床に)座った.      par terre:地面に、地べたに、床に
                                  


————⦅類題4⦆—————————————————————

 次の日本語の表現(1)~(5)に対応するように、(    )内に入れるべき
最も適当なフランス語(各一語)を回答欄に書きなさい.

(1) さようなら.ではまた来週.
       Au revoir. (     ) la semaine prochaine.

(2) なんていい天気!
        (     ) beau temps !         

(3) (お礼に対し) どういたしまして.
         Mais je vous en (     ).

(4) (電話で) どちらさまでしょうか?     
          C'est de la part de (     ) ?

(5) (買い物の後で) 全部でおいくらになりますか?
     Ça fait combien en (    ) ?


———————————————————————————————

⦅解説と正解⦆

(1)  人と別れる際の、A demain ! 「明日また会いましょう」、
A ce soir !  「では今晩また」や、Bon voyage !  「楽しいご旅行を!」、
Bon dimanche !  「よい日曜日を!」などは、もうすっかりマスターしま
したか?
  
  正解は Au revoir. ( A ) la semaine prochaine. です.
  
   * bon, bonne などのついた表現については、『仏検4級突破』
        191~192ページ参照.

———————————————————————————————

    そこで『仏検4級突破』 191~192ページを開くと

      bon + 名詞!
      この形  でさまざまなお祝いの言葉や励ましの言葉を表現できま
す.性・数によって bon がbonne,  bons,  bonnes と変化することに注意
してください. 

———Bon appétit ! は、食事を始めるときに、たとえば、招いた側の人が
       お客に向かって言ったり、料理を運んできたレストランの主人、
   ウェーター、ウェートレスがお客に向かって言ったりする決まり
   文句です.通りすがりに、食事をしている人を見かけたときなど
   にも言うことがあります.

———Bon anniversaire ! は、「お誕生日おめでとう」です.バースデー
   ケーキのろうそくを吹き消す場面などでよく聞かれます.bon の
   代わりに heureux 「幸せな」や joyeux [ジョワユー]「楽しい」を用い
   ることもあります.

———Bonne chance !は、「幸運を祈っています」の意味で、たとえば、
   試験を受けようとしている人や試合に臨もうとしている人に対し
   てかける言葉です.

———Bonne année ! は、「新年おめでとう」にあたりますが、「よいお年
   をお迎えください」の意味で年末の挨拶状に書くこともあります.
   (後者の場合はBonne et heureuse année! と書くこともあります).
       類題に出ている Joyeux Noël !「クリスマスおめでとう」も、同様   
   に「よいクリスマスを」の意味になることがあります.  

———Bon voyage ! は旅行に出かける人に対してかける言葉で、「よいご
   旅行を」の意味になります.似たような挨拶の言葉に、Bonne va-
      cances 「楽しい休暇(ヴァカンス)を」があります.

 上記の表現以外に、bon courage ! 「頑張ってね」や、Bonne journée !
「(朝の挨拶で)楽しい一日を」、Bon (Bonne)après-midi ! 「(昼過ぎの挨
 拶で) 楽しい午後を」、Bonne soirée ! 「(夕方の挨拶で) 楽しい晩を」、
Bonne nuit. 「おやすみなさい」、Bon week-end ! 「楽しい週末を」、Bon
dimanche ! 「楽しい日曜日を」などもよく用いられます.また、現在で
は一つの言葉になっている Bonjour ! 「おはよう;今日は」、 Bonsoir !
「今晩は;(夕方)さようなら」も、もともとは同じ<bon + 名詞>表現
からきていることがお分かりでしょう.
   
———————————————————————————————

再び⦅解説と正解⦆に戻って

(2) 問題は、思わず口をついて出る感嘆文について問うたものです.
(  )に続いているのが beau temps ! と形容詞を伴った男性名詞で
すから、求められている語が Quel であることは比較的簡単につきと
められるでしょう.次のような感嘆文も一緒に覚えてください.

 Quelle chaleur !  なんという暑さだ!
 Comme vous êtes gentil !  あなたはなんてご親切なのでしょう!
 Qu'il fait froid ce matin* !  今朝は何て寒いのだ.
  * 話し言葉ではCe qu'il fait froid ce matin !,
                Qu'est-ce qu'il fait froid ce matin !
    などとも言う. 

こうした思わず口をついて出る言葉としては、他に、
 
 Pas de chance !  ついてないなあ!
  C'est formidable !  これはすばらしい!
 C'est super !  これは最高だ!

などを覚えておけば万全でしょう.
 正解は、( Quel ) beau temps !  です.


(3)問題は、相手の言葉に対する応答の一種ですが、実はこの部類
に属するものが一番やっかいです.ここでは Il n'y a pas de quoi.  とい
うもう一つの「どういたしまして」の例をあげるにとどめ、あとは「突
破に向けて Ⅳ」にゆずりましょう.
 正解は、 Mais je vous en ( prie ). です.


(4)問題は電話での会話の例で、この場合、C'est de la part de qui ? 
というきまった表現として覚えてください.そして、ここではそれに
対する応答が、 De la part de M.X. 「Xです」のようになることを指摘
するだけにとどめ、あとは「突破に向けて Ⅳ」にゆずります.
  正解は、C'est de la part de ( qui ) ?  です.


(5)問題は、買物の際の会話を想定したもので、買物の代金の総額を
たずねる言い方です.「全部で」という表現から、かなり簡単に tout を
思いつくことができるでしょう.そしてここでは、これに対する返答が
例えば、Ça fait deux cent cinquante francs. 「250フランになります」のよ
うになることを指摘するにとどめ、あとは「突破に向けて Ⅳ」に譲りま
す.
 正解 (1) A    (2) Quel     (3) prie    (4) qui    (5) tout

 

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1254番:アルト・ハイデルベルク(139)

2022-05-03 17:21:16 | 日記


アルト・ハイデルベルク(139)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌


——————————【139】—————————————————


..........Lutz: Ich bin kein Bedienter, verstehen Sie mich ? !  Ich bin
.......................kein Lakai.  Die Pflichten und Rechte eines Kammerdieners 
.......................sind so genau umschrieben. wie die eines Beamten !  Ein
.......................Lakai ist ein Handwerker und ein Kammerdiener ein 
.......................künstler !  Verstehen Sie mich ?

Fr. Dörffel: Freilich,  Freilich.

..........Lutz: Schuld an allem ist dieser Mensch, dieser Schlmeister !  Das
...................... geht den ganzen Tag.  »Holen Sie mir Kaffee, Lutz !«  oder
.......................»Bürsten Sie mich ab, Lutz !«  oder  »Holen Sie Zigarren,   
......................., Lutz !«   Es fehlte nur noch, dass er etwa sagte:»Putzen Sie 
........................mir die Stiefel !!«  Ich wollte,  er sagte es !  Es gäbe eine
........................Katastrophe. 

Fr. Dörffel: Ja, ja,ja,ja.
         

——————————— (訳) ————————————————


................ルッツ:私は召使いじゃないんだ、わかってもらえますか?
.................................私は下僕でもない.侍従の権利と義務は官吏のよう
.................................に正確に既定されているのです.従僕が手職人とす
.................................れば侍従は芸術家なのです.わかっていただけます
.................................か?

デルフェル夫人:もちろんですとも、もちろんですとも.

................ルッツ:すべてはあの男のせいだ、あの教師の責任だ.まる
.................................一日この調子だ.「ルッツ、コーヒーを持ってきてく
.................................れ!」 さもなくば「ルッツ、ブラシをかけてくれ!」
.................................あるいはこうだ、「たばこを持ってきてくれ、ルッ
.................................ツ!」言わないのはこのセリフだけだ:「私の長靴を
..................................拭いてくれ!!」 いっそ言ってくれたらいいものを.
..................................そうしたら、世界の終わりが待っているさ.
 
デルフェル夫人:ええ、ええ、そうですわね、そうですわね.
.


———————————《語彙》————————————————
                 
Bedienter:(男性N格) <Bediente (男)(女)(形容詞的変化)
       ⦅古語⦆召使い、下僕.(der Diener;召使い、奉公人、使用人)   
die Pflicht:(弱en) 義務
das Recht:(e式) 権利、権限; doe Rechte der Bürger / 市民の権利
der Kammerdiener:(同尾式) [古語] (王侯、貴人の) 近侍、近従,
           お付きの者、(日本の平安時代の内侍に相当する役職) 
umschrieben.:(過去分詞) <umschreiben (他) 限定する、
     (権限など⁴の範囲を) 既定する
der Beamte:(弱n) 官吏、公吏、公務員、役人
der Lakai:(弱en) [古] (王侯貴族に仕え、仕着せを着た召使い、従僕) 
der Handwerker:(同尾式) 職人、手職人
der künstler:(同尾式) 芸術家       
freilich:(副) もちろん、確かに、いかにも        
die Schuld:(弱en) 責任、責め、罪
     Die Schuld liegt sn ihm. / その責任は彼にある.
holen:(他) (取りに行って) 持って来る   
ab/bürsten:(他) [ほこりなど⁴を] ブラシで払う
   ②[服など⁴に] ブラシをかける     
fehlte:(過去3単) <fehlen (自) […³に] 欠けている、足りない、
       不足している             
putzen:(他) きれいにする、そうじする    
der Stiefel:(同尾式) 長靴              
die Katastrophe:(弱n) 大災害、破局、悲劇の大詰め

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