おでかけ大好き

お金のかからないおでかけ&ささやかな幸せ&読書など。毎日楽しいことばかりだといいのにな。

やせっぽっちの死刑執行人

2010-12-10 08:54:35 | 本に暮らす
この題名からして、すでにダレン・シャン。

例のごとく、ナマイキなティーンエイジャーが、成長を遂げる冒険モノ。

いつもながら、主人公のガキの未熟で狭い価値観や言動、虚勢や自信のなさがリアルに描けている。

その年代のヒトたちは、すごく共感すると思うよ。

特に男の子の成長には、いつも目の敵になるような、自立したオトナの男がいて、

反発しつつも、頼りになって、信頼し、憧れ、その存在が道しるべになっていくんだよね。

そして、そういうオトナは先に死ぬ。(真実だ)

「そういうオトナになろう」って、大人の読者には言いたいんじゃないかな。

いろんな価値観のヒトがいて、自分の価値観がいつでも正しいわけではないというのも、実感するかな。

ダレン・シャンの作品の中では、一番メッセージを感じました。

今でのハチャメチャ冒険活劇よりは、教訓めいて、落ち着いた?感があるかな。



10代になったら、息子に読ませたい本のひとつです。





日々

2010-12-10 08:24:14 | 日々喃々


散歩にて。アオサギ。


だいぶ前だけど、ナッパちんが「タヌキいるよ」というので、

「ネコでしょ」と振り向くと、目の前の田んぼにタヌキがいた。

事故なのか病気なのか、背中にひっかき傷が無数にあってボロ雑巾のようだった。

田舎とはいえ、生きてるタヌキを間近にみたのは初めて。

しばらくウロウロしてたけど、食べ物がないのかなぁ。

無事、山に帰ったかな。

野生動物に出会うと、地球に暮らしているのは、人間だけじゃないと実感するよ。


カッパくん、縄跳び、計算カード伸びはじめ。

20回飛べるようになったら、40、50回と続くようになり、

計算カードも新記録だったのに、「もう少し速くできたハズ」と自らやり直ししたり。

こうなってくると、楽しいんだよね。

2重飛びなんてまだまだ先だけど、進歩が実感できてればいいか。

苦手なことでも、母も一緒にやる時間をとったり、日課に組み込んで続けていると、いいみたい。

それでもダメなら、まだ時期でないということか。

オムツはずしと一緒かも。


すべてが順調なわけではなく。

「ともだちの誕生日祝いにパンを作る」と前から楽しみにしてたのに、

天敵・漢字にやられてエネルギーレベルがダウンし、

塩をかけたナメクジのようにグテグテになったところへ、

「早く、早く」な母のトドメで、ケンカになってしまった。

私も慌てて買い物に行ったりで、余裕がなかった。

『自分が余裕がないときは、やらない』

『イライラビームがでてるときは、浴びて同調しないように、離れる』

わかってるんだけどね。


最近、ケンカになったときの決めセリフは「ご飯(おやつ)いらない」

非常にストイックで素敵。

お母さんにはまねできないわ。

カッパくんがガリ細になったら、反抗期絶頂です。