忙しければ忙しいほど、したいことがあるもの。
それはとてもいいこと。
だと思う。たぶん。
アカデミー賞発表されましたね。
評論するほど数を見てないし、
ノミネート作品のうち、これから日本公開の作品もあるので、
今後の楽しみ。
アルゴは、アカデミー前から評価がよかったので、
観るつもりだった。
映画をつくるには、脚本もだけど、たくさんの資金と、人材が必要。
だから、クレジットが読めなくても、クレジットの長さに感動する。
アルゴはイスラム革命の際、1979年イランの米国大使館が占拠された際の、
実際にあったCIAによる6名の人質救出作戦の映像化。
その作戦というのが、映画の撮影隊を装い、イランから出国するというもの。
実際にハリウッドの映画人の協力者をもとに、
偽SF映画「アルゴ」の製作発表を大々的に行い、雑誌に取材させ、
人質たちが、撮影隊クルーになりきる台本読みをしたり、
映画作りを垣間見ているかのよう。
当時の映像やそれを元に再現したシーンや、
当時のファッションや家電、当時の音楽もリアル。
2時間の長い映画でしたが、緊迫感もあり、集中とぎれず。
この時代だからか、携帯電話やコンピューターなど機器がなく、
作戦の下準備が、手作業的段取りで、わかりやすく、飽きないというのもある。
頭、昭和原人なんで。
実在の事件の映画化といって、リアルにみえるとも限らない。
映画という作為の中の、偽装という作為を現実に感じさせる。
ドキュメントが、常に取材者を通している意識があるのに対して、
いつのまにか映画の中で一緒にびくびくしてしまう。
映画としてよくできている。
印象に残ったのは、この大使館から逃亡した6名の救出ではなく、
大使館に残った人質(大多数)の解放までに、
660日以上の日数がかかったということ(2年だよ・・)。
その人たちの様子、心情を知りたいよ。
CIAの作戦成功が知れると、イスラム側の反発が大使館の人質に向くとのことで、
協力したカナダの功績と公表され、当のCIA局員は叙勲されたにも関わらず、
事実はいっさい封印されていたということ。
近年になって情報開示されたので、映画化の日の目をみたのだが。
政治的には重い映画ですが、成功劇なのですっきりしてます。
親子の情愛面も。
それにしても、イスラムの人たちの目力。
理屈では屈服しない意思を感じる。
監督兼任の主人公であるベン・アフレックの目にも力が。
俳優としてよりも、監督業への強い意志を感じる。
期待してます。ポスト クリント・イーストウッド。
作品賞にありがちな、感動の名作ではないですね。
素材を損なわずに、盛りすぎず表現ができてる映画。
脚本?監督?によるところが大きいのでしょうか。
同系列の、これもビンラディン捕捉殺害劇という、実際の事件を扱った
ノミネート作品の「ゼロ・ダーク・サーティー」なんかも、
比較対象として気になります。
この映画を観るために、私が体験した様々な冒険活劇(小ネタ)は、
またいつか。
映画化!は、しませんけど。
それはとてもいいこと。
だと思う。たぶん。
アカデミー賞発表されましたね。
評論するほど数を見てないし、
ノミネート作品のうち、これから日本公開の作品もあるので、
今後の楽しみ。
アルゴは、アカデミー前から評価がよかったので、
観るつもりだった。
映画をつくるには、脚本もだけど、たくさんの資金と、人材が必要。
だから、クレジットが読めなくても、クレジットの長さに感動する。
アルゴはイスラム革命の際、1979年イランの米国大使館が占拠された際の、
実際にあったCIAによる6名の人質救出作戦の映像化。
その作戦というのが、映画の撮影隊を装い、イランから出国するというもの。
実際にハリウッドの映画人の協力者をもとに、
偽SF映画「アルゴ」の製作発表を大々的に行い、雑誌に取材させ、
人質たちが、撮影隊クルーになりきる台本読みをしたり、
映画作りを垣間見ているかのよう。
当時の映像やそれを元に再現したシーンや、
当時のファッションや家電、当時の音楽もリアル。
2時間の長い映画でしたが、緊迫感もあり、集中とぎれず。
この時代だからか、携帯電話やコンピューターなど機器がなく、
作戦の下準備が、手作業的段取りで、わかりやすく、飽きないというのもある。
頭、昭和原人なんで。
実在の事件の映画化といって、リアルにみえるとも限らない。
映画という作為の中の、偽装という作為を現実に感じさせる。
ドキュメントが、常に取材者を通している意識があるのに対して、
いつのまにか映画の中で一緒にびくびくしてしまう。
映画としてよくできている。
印象に残ったのは、この大使館から逃亡した6名の救出ではなく、
大使館に残った人質(大多数)の解放までに、
660日以上の日数がかかったということ(2年だよ・・)。
その人たちの様子、心情を知りたいよ。
CIAの作戦成功が知れると、イスラム側の反発が大使館の人質に向くとのことで、
協力したカナダの功績と公表され、当のCIA局員は叙勲されたにも関わらず、
事実はいっさい封印されていたということ。
近年になって情報開示されたので、映画化の日の目をみたのだが。
政治的には重い映画ですが、成功劇なのですっきりしてます。
親子の情愛面も。
それにしても、イスラムの人たちの目力。
理屈では屈服しない意思を感じる。
監督兼任の主人公であるベン・アフレックの目にも力が。
俳優としてよりも、監督業への強い意志を感じる。
期待してます。ポスト クリント・イーストウッド。
作品賞にありがちな、感動の名作ではないですね。
素材を損なわずに、盛りすぎず表現ができてる映画。
脚本?監督?によるところが大きいのでしょうか。
同系列の、これもビンラディン捕捉殺害劇という、実際の事件を扱った
ノミネート作品の「ゼロ・ダーク・サーティー」なんかも、
比較対象として気になります。
この映画を観るために、私が体験した様々な冒険活劇(小ネタ)は、
またいつか。
映画化!は、しませんけど。