おべんきょナッパちん

ナッパちんにとって宿題は帰ってきてすぐやるもの。

カッパくんにとっては、宿題はしばらく寝かせておくもの。

ある日、ナッパちんの宿題の漢字スキルがないことが判明。

学校に取りに行けない。

おともだちの家に電話もかけられない。

布団の潜ってギャン泣き。

そのあとも、気分が切り替えられずずっとひっくひっく。

あーだこーだのあと、世話焼きのカッパ兄の助けを借りて、

なんとか自分からおともだちに電話をかけて、

ファックスを頼むと、

そのコも忘れてきたから、やらないよとのこと。

ナッパちん、ここでやっとほっと笑顔。

落ち着いて考えてみれば、

その朝提出してから戻ってきてないわとのこと。

あ～ムダ泣き。ムダ騒ぎ。

混乱の中、珍しくカッパくんが先に宿題を終えるという奇跡が。

そういうものかもしれないね。

まあ、でもナッパちんも実家ばあば以外に電話をかけられたし。

困っても、なんとかなるって経験になったかな。

イヤな想いは、成長への一歩！！と考えよう。

母のために。