きみはいい子

心臓をわしづかみにされるかもしれない。

これは虐待の話。

虐待された親、虐待された子、それを知っている周りの大人。

思い当たらないと堂々と言える人はしあわせなのだろう。

ほんとうに？


目を覆いたくなるような折檻の場面があるわけでもない。

（「ストロベリーナイト」とか天童荒太とかリアルすぎ）

でも哀しく、そして共感するのはナゼ。

救いはないのか。

「きみはいい子」と言ってもらいたいのは、

大人の記憶の中に膝を抱いてうずくまる小さい自分。

自分に「自分は悪い子じゃなかった」と思えれば、

果てしない負の連鎖は止まるかもしれない。


短編ながらも繋がりがあって読みやすい。

重いテーマのわりには、冷静な文体、あっさりとした結末に思えるかも。

賛否両論ながら、足りない部分は希望で埋めたい。

しあわせのために、できることは必ずある。

ちいさくても。

色づきカッパ

昨日と一転、今日は気持ちいいお天気ですね～。

しっとりがあるから、カラリもあるんだもんね。

このブログ、昨日はびっくりするような閲覧数だったんですよ～。

検索日和だったんでしょうかね？？

定期的に覗いてくれてる人はどんな人なんだろう。

やっぱり子育てまっさかりのお母さんが多いのかなぁ。

なにか共感するところがあるのかな。

どういうことに興味や悩みがあるんだろうとか。

読み逃げさん、ウエルカムです。が。

コメントくれるととても嬉しいです。


さて、カッパくん、最近落ち着いていてネタがなく。

今年度は一度しか先生から電話がかかってきてない。（それも別にお叱りではなかった）

一貫したお支度できない男なんですが、

朝読書のハリーポッターが佳境に入ってきたため、

早く読みたくて、学校での朝の支度が早くなったとか。

「オレは褒美があればデキる男なんだよ」とか。

・・・・・。言いたいことはたくさんあるが、飲み込む。


カッパくんの長袖T、つんつるてんでおまけに胸元に穴。

（なぜか服に食いつくため）

多動児の頃の名残で、アウターは目立つ色を選ぶ。

発見しやすいので。

どーせ本人服の好みなんてないし、

ズボンは黒が多いからＴシャツは明るい色をと選ぶと。

「なんでこんな色のヤダ」とか「パジャマなんじゃないか」とかブーブー。

おまえ～おまえ～おまえ～。

出してあった服全部着てたくせに。

ズボンいっつも前後ろ逆で平気なくせに。

シャツは裏返しのくせに。

スイミングの着替えのとき、パンツ2枚はいてたくせに。

穴あいてても平気なくせに。

袖で鼻水拭くくせに。

ナマイキなんだよ～～～。


思い出す、同僚の中学息子さん。

朝シャンを欠かさないくせに、服はシワシワでも穴があいてても平気。

どういうお洒落感覚なのだと。

くそ～、ちょっと色気がでてきたのかもしれないけど、

めんどくせ～。