おでかけ大好き

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イチジクからの…読書(追記)

2016-10-26 10:15:26 | 本に暮らす


昨日とは一転、あっつー。

昨夜のうちに南半球と北半球が反転しちゃった?

また明日からは寒さが戻るようですが。

今日はシーツ類を洗濯、布団干し、庭先を少し草むしり。

おばあちゃんに貰ったお庭のイチジクで、早速コーヒーブレイク!

こどもたちイチジク好きじゃないのよね。恐竜時代からあるフルーツなのに。太古の食感を楽しめるのは、人間が古くなってからかしらん。




最近のイチオシは、東山彰良さん。

満場一致で直木賞受賞決定というのもさもありなん「流」

海外翻訳ものばりの、ハードボイルドにハマりました。

それで、このミステリーがすごい!の大賞を受賞のデビュー作を読むことに。

まだ読み途中なんだけど、半分くらい一気読みさせちゃう、転がりっぷり。半端ない面白さ。

アクセルを踏み込んでいく爽快さと、急ブレーキをかけられるスリル。

口汚さやカラリとした悪どさにも、好感がもてる品位を感じる。

日本製のドロ沼な義理人情でも、ご都合主義の正義でもなく、個人の中の本質的な、好き嫌い、良い悪い、線引きがクリア。

カッコイイ!!

それにしても、この才能を世に出すことが受賞の意義と、異例の書き直しでの大賞(銀賞)受賞。

デビュー作の作品のクオリティの高さに驚く。

私の脳内ではもはや絶賛映画化してます。やるならいっそハリウッドでゴージャスによろしく。

いやぁ、読書って本当に素晴らしいですよね~。

追記 

読み終わって感想。後半はかなり失速、歯切れ良さが鈍ってしまった。こういう話は勢い重視で、ピークな場面で終わってほしいな。

読書メーターで他の方の感想読んだら、変態的内容で頓挫した人が多かったので、ご注意を。

虚構だからこそ安心して変態見物できるともいえるよ。