「千と千尋の」油屋。
静岡市美術館に来ました。
トトロや、千、カオナシについて行くと。
「スタジオジブリ・レイアウト展」|静岡市美術館
見応えが!なんてもんじゃない2千枚?近くの膨大なレイアウト図の展示。
2時間半ほどかかりました。
このレイアウトというのは、動画の設計図、指示書とでもいうのでしょうか。
説明できないのですが、1枚の中に、人物の動く方向、速さ。固定の背景や変化のある背景などが書き込まれている絵。
これを鉄筆でなぞった跡などがついています。
これだけの指示で、あの滑らかな動画になるのが理解できない。
描きながら動かしていくのか、頭の中で見ているものを描いていくのか??
謎です。
アニメの絵は、パースペクティブを取らずに描き、歪んでいていい。出ないと面白くないのだとか。
本物ではなく、人物の心情が見せた虚像だから、この「油屋」の建物の歪みにしても、千尋の不安さ故に歪んで見えるってことかしらね。
なんか納得。
湯婆婆んち?の無限廊下を(合わせ鏡を使って)再現。
ここだけ写真撮影オッケー。
もう終り!と思ったら、ここで約半分。
その後恐るべし、部屋の壁いっぱいに張り出された怒涛の「千と千尋」部屋や、「もののけ姫」部屋もありましたね。
量が圧倒的で、故に記憶に残らず。
興味のある方は見て損はなさそう。
でも気がついたことが一つ。私意外とジブリ作品観てないかも。
観ててもあまり心に残ってない。
何度も観たい、大好きといえるのは「ナウシカ」や「トトロ」「魔女の宅急便」など昔の作品で。
「もののけ姫」だけでなく、「ポニョ」も何度見てもなんだかわかんないし、「風立ちぬ」なんて面白くなさそう(なので観てない)
最近のストーリーはいま一つ理解できないけど、ジブリの醍醐味はガジェットの緻密さ、機械美がありますね。
特に飛行機、飛ぶもの。「風立ちぬ」「ラピュタ」「紅の豚」「ハウルの動く城」「ナウシカ」もかな。
飛ぶための機械って、男子たるもの永遠の憧れなんでしょう。本物らしさより、憧れ感いっぱいの機械の動く様に、監督の機械愛がだだ漏れ。
色んな情愛が渦巻いていて、疲れました。
出口は可愛い奴らが占拠。
マックロクロスケ!!の大群。
私もさっそく1匹産み出してきました。
ペンギン風クロスケです。suicaやピングーに似てしまうのは仕方ないノダ。
ショップは、ジブリグッズでいっぱい!欲しい欲しい欲しいっ。
我慢しました。
書き流してあるからこそ?躍動感がある。
ヤックルかわゆし。ヤックルは絶滅したアカシシがモデルらしい。
冬休みの子供向けなんでしょうか。
ポニョバケツを持って記念撮影ができる、ソウスケなりきりセットがありました。
そして葵ビル1階には、
トトロに乗ってメイちゃんになろう!記念撮影セットもあり。
こーかな?
これも錯視を利用してるのよね。
ゼヒご体験ください。
長くなって疲れたので、本日ここまで。
ランチ&おやつは、後日。