

前回寄った小池亭の近くに、あかりの博物館があります。
前回は臨時休業だったので、寄ってみました。

築98年の古民家。入り口が狭く、ちょっと入りにくいですが。
500円。
他に誰もいなかったので、私たちが入ると、おばさんが次々と行灯などに火を入れてくれました。


電灯類は太陽光発電だそう。


昭和の懐かしいモノやら。

ご当地桜えびの吊るし雛。可愛らしい。

季節柄お雛様。

乾電池の箱。さすがに紙巻きの乾電池は知らないねー。

一通り見終わる頃、コーヒーが出され飲みながら、おばさんの昔の着火実演ありました。

最近読んだ時代物で、貧しいつけ木売りの少女がでてきたのだけど、つけ木ってこれかー。木の皮に硫黄が塗ってありマッチみたいなもの。
火打ち石と鋼でおこした火花が炭につき、つけ木から行灯などに移していきました。

折り畳み式の小田原提灯や、旅行用折り畳み行灯など、昔から工夫が凄いのね。

これは中の蝋燭置きが自在に動くので、どの方向にも向けられる、懐中電灯のような提灯。
時代劇でみたことあるかも。

鴨居にいっぱいくっついてるのは、一輪挿しだそう。鯉は水を吹くので竃の神様に対しては一般的なんだって。
レミさんの立てシリーズの新春レシピ「おっ立て鯛」を思い出すなぁ。

手紙を書くのも、読書や針仕事もこんな暗い中だったのね。これは早く寝るしかない。現代は明るすぎるのよね。
シュッっとした感じのいいおばさんで、小さな美術館もよい印象で楽しみました。所要30分くらいかな。
昔来たときの印象とだいぶ違ったんだけど…あれはファンタジー?


道沿いに、由比の見所が紹介されてたので、写真を写真で撮る。色んなお店があるのね。


前回は遠回りして港まで行ってしまぅたけど、この歩道橋を渡ると由比駅前の商店街に行きます。


Tちゃんの「昔ガラス」が「昔ばなす」に聞こえて、話通じてなかった。
前回、駅前のお店「あおぞら」でお土産に買った「たまご餅」は、売り切れでした。がっかり。

今回はTOICAを落とすことも、おじさんと度々遭遇することもなく、15時頃無事電車に。
心地よい疲れですが、寝過ごすこともなく無事帰宅しましたー。
Tちゃんおすすめの浜のお寿司屋さんも、気になるねー。