妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

胃ろう決断したが迷いが生じてきた(2)

2013-09-16 12:16:44 | ついに胃瘻の段階に入った

当地は今 台風18号の接近で風雨が強まってきた・・蒸し暑いです。

台風が過ぎれば今度こそ秋の訪れですね・・・!

アルツハイマー病で特養入居中の妻(要介護5・全介助) 7月に症候性テンカンを起こして食欲が衰えて 胃ろう造設を検討しました。私は胃ろうに関しては全く知識はありません。

専門職の方 また現場の職員の方々の意見を聞いて私は胃ろう造設を決断したのです。

10月7日に総合病院で胃ろう検査入院を予定してます。

胃ろう造設を検討してから2か月の間 情報が集まりました。

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介護家族の交流会での皆さんの見解

口から食べれなくなっても胃ろうは造らないと言う意見が殆んど。

体力が落ちてくれば胃ろうでも入らないと体験者は言ってます。

口から食べられなくなったら それが人生の終わりなので胃ろうは造らないと言う意見があった。

集いに出られた方で4月に胃ろうを造って9月に亡くなった家族を看取った話を聞きました。

この方は殆ど胃ろうを使えなかったそうです。入らなかったそうです。

配偶者介護者の意見はありませんでした。

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今現在 妻は食欲はあります。

14日に施設の敬老会がありました。

食べ物は家族と同じですがミキサー食になってます。

妻は味わって食べていました…ミキサー食でない刺身・あまえび噛んで味が分かるように見えた。

胃ろう造設まだまだ先で良いのではと思うが 造るには今が良いと云われてます 又迷いが生じてきた。

敬老会のお膳・・・上の箱は妻のきざみ食です

妻は刺身2切れと甘えび2匹食べた…毎日の食事全部ミキサーでなくてもと思う!?

敬老会盛大に催して頂き有難うございました

 

 


胃ろう造設問題葛藤が余りにも多すぎる

2013-09-07 12:31:36 | ついに胃瘻の段階に入った

<毎朝の散策コースの道端にて・・・名前分かりました ミソハギと聞きました>

アルツハイマー病の妻 要介護5 全介助で特養に入居してます。

重度の段階で声は発しません 私を認識出来ているとは思えないのです

 

7月に症候性テンカンを起こしてからあまり食べなくなったので胃ろう造設を検討することになった。

私は胃ろうに関しての知識は殆どありません。口から食べれなくなったら胃ろう造設が当然位にしか思ってなかった・・・?

胃ろう造設と言っても誰にでも出来る訳でもないし 造設には1週間入院が必要だという事が分かった。

検査入院日が決まりました…10月7日です。

私は胃ろうに関心を持ってこのことばかりに集中して調べてみた

意外なことに 認知症高齢者特に重度の患者には弊害が多く 延命につながらなという意見が多く 最近になって急に胃ろう造設に否定的な流れになってきたという記事を新聞 テレビ等からは入ってきます。

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昨日 施設に夕食介助に行って来ました

45分間1度も声は発しなかった・・・私を見つめることも1度もなく 私を認識出来なかったと思う。

しかし、食べることは…スプーンで口に運ぶとスローペースだが完食出来たのです!!

このままでは胃ろうは急いですることはないと思うが 今の食べられる時が造設の機会だそうです。

考えてしまいます?!

胃ろうを造る つくらないを家族が(私が)決断するという問題 病気であれば普通は医師の指示に従うことなのに・・・?

胃ろう 造っても 造らなくても後々悔いが残ると思う

今の妻の体調からは突然口から食べれなくなったら胃ろうで栄養補給することにして その先のことは今は分かる筈がないと思うことにした。

私の今の心境は、と言うと…葛藤が今までになく多すぎる

答えがありません

 


胃ろう決断したが迷いが生じてきた

2013-09-04 10:41:11 | ついに胃瘻の段階に入った

<今朝の雨上がりのリンゴ畑 団地裏のリンゴ畑にて>

アルツハイマー病の妻 診断から10年 現在要介護5 全介助で特養に入居しています

声は発しません 意思の疎通ははかれません・・・

食事はすべてスプーンで食べさせています。

 

私は3日に1度夕食介助に通っています・・

以前の老健入所時から4年半になります。

 

今年の4月に症候性テンカンをおこしてから食欲が落ちて 暫くの間半分くらい残すようになったので胃ろう造設の時期になったのか?と思った

私は胃ろうと言う言葉しか知りませんでした?!

施設の看護師さんや家族会の体験者からの情報から 迷いは多くあったが胃ろう造設決断して1か月になります。造設は10月に決まっています

決断から1か月 このことばかりに気をとられている毎日です

昨日の夕食介助

スプーンで口に運ぶと 以前のようにリズムよく噛んでは飲み込んでいます・・・
完食寸前で疲れたかのように目を瞑って眠ってしまった

この様子では胃ろう先延ばししたい気持ちになるが 専門家の方々は 今の体力のある内が良いと言ってます!!

胃ろう造設しても いずれ体力が落ちた時 老衰で末期になった時でも胃ろうを続けるのは想像すると残酷だと思うのです

こう思うと 人間は口から食べられなくなって栄養失調で寿命を終えるのが自然だし当人もそれを希望しているように思えたりします・・・??

今の段階では胃ろう造設に迷いが生じてきた

文章もまとまりがないです


認知症体調の良さはまたも続かなかった

2013-08-23 11:22:31 | ついに胃瘻の段階に入った

<雨中の月見草 車窓から 自宅近くにて>

今朝は霧雨模様で秋の気配を感じたが 今の時間蒸し暑く残暑を覚えます。

稲の成長は早いもので気が付くと稲穂が垂れていた・・・

昨日の妻の夕食介助・・・アルツハイマー病の妻 要介護5 全介助で特養に入居しています。3日に1度夕食介助に通ってます

このところ前回 前々回と体調が良く食欲も戻って笑顔が数か月ぶりに見られたし 8月15日には「美味しいね!」とはっきりとした言葉を発した出来事は 私には奇跡に思えるのです。

私はこの報告を聞いてあまりにも想定外の出来事に思えて詳しい前後関係は訊かなかった。昨日この場に居た職員さんに訊いてみると 何も問わないときに突然「おいしいね!!」とはっきりと聞こえたと言われました。

職員さんも奇跡が起きたと思ったそうです!?

けれども私は 今までに2回このような奇跡的の出来事に遇ってます。
①オニギリを持って食べたこと・・・写真に撮ってあります
②カステラを持って食べたこと・・・動画で記録してあります

いずれの奇跡に思える出来事2度と続いていません。1回限りです

昨日の面会期待しなかったです・・・やはり 案の定 対面しても私を全然認識出来なかった。
面会時間中45分間

食欲もあまりなく口も少ししか開けなかった。

前回の体調の良さを見て胃瘻は少し先のばししても?と思い浮かんだが やはり今が胃瘻造設の機会だと思った。

胃瘻造設は盆明けの予定なので間もなくです。

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胃瘻の問題 最近否定的な記事が多いです

私は妻に対しては いつまでも生きていて貰いたいという視点で決断します。


妻には胃瘻造設は必要だと決断しました

2013-08-14 12:32:10 | ついに胃瘻の段階に入った

昨日の夕食介助

PM6:00に妻のグループの食堂に入りました

7人の入居者さん 皆 孤立して車椅子でテーブルを囲んでいた…入居者さん同士のコミュニケーションはない。
人間は言葉がつかえないと共同生活が出来ないのだと分かった。

4年前 グループホームから老健に移転する前 数か月間 上体が車椅子に座った状態で常に左に傾いていたのです。
老健移転からアリセプトの服用を止めたのです。

それ以来 体幹傾斜は一度も起きなかった・・・が、10日(土)の面会時は左に傾いていたのです。

このことが気にかかっていたが、昨日の面会では真っ直ぐに首も垂れずに元気そうに見えた。

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最近 てんかん発作が起き 食欲も一気に落ちて胃瘻造設を決定しました。

この日の状態を見ると食欲も取り戻したし 表情も無表情という程でもないので 胃瘻は少し見合わせようかと思ったが このまま改善することはないと 今までの経過は繰り返し確実に悪化していきます。

食欲は てんかん発作以前に戻ったし 私を少しは認識できたように見えた。しかしいつも好・不調の繰り返しです。

変更せずに胃瘻は実行します。

私なりに胃瘻について調べて妻には有効だし必要だと結論を出したのです。

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8月12日(月)寝転んでテレビを見ていました・・・

テレビタックルです

以前 全国的に話題になった きんさん ぎんさんのぎんさんの娘さん4人出ていました。

皆さん90歳代で健康で頭はしっかりしています。

このうちの1人の娘さん長寿の質問だったかと思うが(私は良く聞いてなかったのです)

自分でごはんが食べられなくなったら栄養失調になって死ぬ・・・と笑顔で答えていたのでこの画面にくぎ付けになった。

私は妻の胃瘻の件と重なっていたので改めて考えさせられた。

強烈なインパクトです…頭の中でなく胸の中にクリップされてます。