アルツハイマー病治療薬はないが介護の仕方で進行を遅らせる事は?
昨日の昼食介助家に帰り雑用が ひと段落してブログを書く準備が出来た 今日の妻の容態は~~と 書こうとした途端 今日の出来事は幻覚だったのか?夢だったのか?...
妻のアルツハイマー型認知症 この一年間の推移をたどってみます。
特養に入居している妻の昼食介助の記録にはいつも
目は瞑ったまま
声掛けに全く反応しない
声は発しない
私を認識出来ない
と書いています。
一年以上前からこの状態は続いています。
ので、一年前の記事の(2014年10月14日)感想を書いてみます。
この時点よりも一年以上前から私を認識出来ず同じ状態が続いていたのが、この日(2014年10月14日)数か月ぶりに声掛けに反応して頷いたのです。
また一回だけだったが、何かを思い出したかのように一声出して目を開いて笑ったのです。(ほんの1秒位)
これ以来、自ら眼を開くことも声掛けに反応することはなかった。
それから一年経った今、当時でさえアルツハイマー病が重度だったのが、それ以上進行したとは見えない。
2015年10月9日
この日訪問すると、一年ぶりに私の「ご飯の時間だよ…」の声掛けに瞼をヒクヒクさせて反応したのです。
職員さんに話すと、 「今朝、目を少し開いて、ニコットしました・・・」 と言いました。
また、職員さんは「〇〇さん(妻)は旦那さんが来る日が分かっていると思います」と言われた。
職員さんにはそのように見えるのだと思う。
容態が改善されたと、喜んだことは何回かあったが、それを節目に次回の訪問では返って悪化しています。
昨日(2015年10月15日)の訪問も元に戻っていた。
私は一年以上前から妻は私を認識出来ていない、何も分かっていない(そう思うしかない)と理解しています。
アルツハイマー病は最重度の段階になればこのような状態になると思う。
が、一つだけ共感している言葉があります。
クリスティーン・ボーデンさんの言葉
アルツハイマー病がどんなに重度になっても「愛だけは感じれれます」と言ってました。
私は介護の基本はこれだと感銘したのです。
「介護に勝る良薬なし」という言葉納得できます。
一年前にさかのぼっても妻の容態に変化は見られない…最重度のまま
アルツハイマー病が改善されるとは思っていないが、これから一年先も、このままでも、私も妻も幸せなのかもしれない。