妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

トイレットペーパーいじりが止まらない

2011-10-31 00:11:00 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で 老健に入所中です

特養のデイ利用時の記録です(要介護2)

平成17年7月13日(水)

PM9:50前にトイレに入り 出て来たのは11:15。

前掛けのポケットは トイレットペーパーで一杯でした。

なかなか出ないので ノックする度に 「 入ってます 」

「 いま出ます 」 と言うだけです

語気を強めて 「 出てくれっ! 」 と言うと 「 いま出ますぅ。。。 」

の繰り返しです

 

施設から

カバンの中にトイレットペーパーが沢山入っていたので

入浴時に処分しましたが トイレへ行く度 トイレットペーパーを

エプロンのポケット ズボンのポケットへ 入れ一杯でした

 

一日 穏やかで 笑顔で過ごされています

 

振り返って

この当時は 時間さえあればトイレットペーパーを飽きることなく

いじってました

60cmくらいに切っては 10cm幅位に折りたたんで 山積みにします

おもに トイレの中で折りたたんで エプロン ブラウスのポケット

ズボンのポケットに 詰め込めるだけ入れてから出てきます

部屋に戻ってから カバンに入れ替えカバンは

大量のトイレットペーパーその他でギッシリでした

 

施設でも同じ行動でした

 

このトイレットペーパーに異常に こだわった行動は

これから3年続くことになります

思い付く対策をいくつか試しましたが 止めさせることは

できなかった

トイレットペーパーを置かないことは出来ませんから。

 


介護日記(健康診断)

2011-10-30 00:24:05 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所中です

特養のデイ利用時の日記です

平成17年7月12日(火)

町内の集会所で 健康診断がありました。

私が付き添ってましたが、聞かれたことに、

答えられなかったり、

言われたことが 解らなかったりの 状態でした。

 

去年は この様ではなかったです。

 

施設からの便り

昨日の健康診断お疲れ様でした。

本日も ブラウスの胸のポケットに たくさんの

トイレットペーパーが入っていたため

入浴時 着替えを交換する際に取り

処分させて頂きました。

 

今後 自宅でもポケットなどを確認して頂けたらと思います。

 

振り返って

平成15年の健康診断のとき

町内の面識のある方との挨拶で 「うちの家内呆けてきた!?」

様だと話したところ、その方が保健所の職員だったのです。

市の福祉課と迅速に連絡を とって頂き、

病院での受診(アルツハイマー病と診断)から

介護認定と スムースに手続きが進みました。

 

私の場合 この様な経過があって比較的早期に

対応がとれました。


施設見学(グループホーム)

2011-10-29 00:06:37 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマーの妻 現在 要介護5で老健に入所中です

特養のデイ利用時の日記です

平成17年7月10日(日)

家族の会で 新設のグループホーム(○○○○)の

施設見学に行ってきました

私たちの介護家族会は 年に一度 施設見学会があります

全体の印象として デイサービスで対応できる方ばかりで

私の最も関心があるのは 重度に進行した場合なので

妻には不向きだと感じました

あえて何も質問しなかったです

 

施設からの便り

朝 玄関で 外履きから スリッパへ履き替えて頂こうとすると

手順が解らず困惑していました

時々こういう事があります

 

日中は いろいろな仕事をお願いし 体を使って頂いています

 

反省

平成17年当時 要介護2で 歩行・会話・食事・排泄は

自力で出来ていました

入浴は介助して頂いてました

 

妻は アルツハイマー病なので3~4年後には

全てに 介助が必要になると思ってました

 

施設の説明に 重度に進行したときは 他の施設

病院などへ 移転してもらうと 言ってました

 

スリッパの件

屋内と屋外で 履物が別だという事が理解できません

家でも スリッパのまま 庭に出て行きます

外では これを履いてと ツッカケ を出しても

履き替える訳が理解できないようです


妻の症状は不可解すぎます

2011-10-28 00:32:15 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所中です

特養のデイ利用時の日記です

平成17年7月7日(木)

いつも夕食後 薬(アリセプト1錠 セロクエル1錠)を飲むと

すぐに 横になって眠ってしまうのが PM9:30現在 NHKの

特番を見ていて突然 「ご飯食べる!?」 といった

「もう食べ終わった!」と言うと 気が付いたらしく

横になって しばらくテレビを見ていました

 

私が全部用意して 食べるだけの妻が「ご飯食べる?」と

私に対して言ったと受け止めます

 

薬を飲むところは確認していません

 

施設からの便り

今日は おやつ時に 他利用者さんと 昔の仕事の話になり

○○さん(妻のこと)は○○(結婚式場)に勤めていたと

話をすると とても得意気に しかも嬉しそうに

自分のしていた仕事について 詳しく説明して下さいました

 

反省

たまに 薬の効かない時があるが 飲むところを確認してない時だけです

薬を渡してもテーブルの上に置いたり 手に持ってたりして

いつの間にか無くなっています

無理に飲ます訳にいきませんから

 

NHKの特番 何の番組だったか覚えていません

平成17年7月7日(木)の特番の番組と内容を調べる

方法を知りたいです

 

日常の直前の出来事の ほとんどは忘れてしまうのに

昔の仕事のことを 順序立てて 詳しく しかも感情までも入れて

他人に説明できるのは アルツハイマー病とは

脳は一体どうなっているのだろう

不可解すぎます


味噌汁がつくれた

2011-10-27 00:08:03 | 認知症介護

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所中です

特養のデイ利用時の記録です(要介護2)

 

平成17年7月7日(木)

家から

夕食の支度・・・  味噌汁の具をそろえて 「これで味噌汁を作って」

頼んで黙って見守ってました。

白菜は4分の1を出しましたが、これを全部刻んでしまった。

そのまま入れると鍋に山盛りになりました。

煮物の様な出来になりましたが、結構な味でした。

 

施設からの便り

心あたたまるお手紙を、ありがとうございました。

とても素敵な光景が目に浮かびます。

 

自宅でノイ子さんの仕事や役割があることは

本人が自信を持って生活できることに繋がると思います。