妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

好きな食べ物を食べると脳が活性するかも

2013-10-31 12:51:55 | 日記

昨日の夕食介助記録

3日毎に特養に入居している妻の夕食介助に通っています

いつも通り PM6:00 妻のグループの食堂に入室。

車椅子でテーブルに着いていた…視線はテレビに向いているがピントが合っていない。

目は虚ろ 

眼は開いているが 私が声をかけても振り向かないが3日前より体調は良いようだ。

 

職員さんは 昼食はうどんを食べたと言われました・・・

妻は 米飯より麺類が好みで 自分だけは毎日のように食べていたと思う~~。

暫くぶりに好物のうどんを食べて活力が湧いたのか脳が少し活性化したか?

3日前より顔色も表情も良く見えた。

認知機能は喪失しても 味覚機能は失われていないようだ!!

好物のうどん・・・味覚は記憶されているのが分かった

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夕食のおかずは オムレツと チンジャオロースのミキサー食。

原形のオムレツは黄金色の木の葉の形がいかにも美味しそうだ!!

チンジャオロースは赤・青の食材がこれも食欲を湧かせます・・・

ミキサーにかけた薄茶色の物体。 食欲が削がれます。

オムレツはそのままで食べられると思うが~~。

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妻は何も見ないでただ食べさせて貰っているが、口に入ってきた物に味覚が

反応するのだろうか?

 

一口 一口 「ハイッ! これオムレツ!」 ・・・ 「ハイッ! これチンジャオロース!」

声を掛ければ味覚がより反応すると思う。


いつまでも口から食べられることを願っています


アルツハイマー病また一段進んだようだ老化が進んできた

2013-10-28 12:56:31 | 日記

<今日は朝から晴れです 快晴です 風もなく穏やかです 昨日この時間閉じていたリンドウ開いています AM9:00>

昨日の施設での妻の夕食介助

PM6:00 妻のグループの食堂に着くと 7人の入所者さん車椅子で皆さん黙ってテーブルを

囲んでいた。

妻はテレビの一番近くでテレビに向かっていた

側に行ってみると 視線はテレビだが どう見ても画面は見ていない?

声をかけても視線はそのまゝ・・・私が側に居るのが分からない~~??

テレビの ずぅ~と先に視線が合っているようだ!


表情は3日前と比べて極端に老化したように見えた。

このまゝ どんどん老化していく段階に入ったのか?

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経管栄養の件は 食べられなくなった段階で対処することにした。

それが、 「胃ろうが造れない」 となってから以前に増して食べるのです…毎回完食です。

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ある情報誌に人間の脳は10%も使ってなくて 使っていれば認知症予防になるし なっても

重度化しないと載ってます。

が、妻を見ている限り 妻のアルツハイマー病は脳全体が破壊されていると思っています。

月が欠けている状態でなく 全く見えない状態だと思う~。

新月?・・・新月のまゝではない…アルツハイマーの脳も破壊されたままではないと思いたい!!


一難去らずにまた一難

2013-10-25 14:29:46 | 日記

<雨中のピラカンサ目立ちます>

今日も小雨模様です

昨日特養に妻の食事介助に行って来ました


いつも PM5:30に家を出ます

施設まで約5㎞ 丘陵地にあります

途中 民家がまだらと言うより大半が田畑 雑木林なので街路灯が殆んどありません。


昨日は小雨だったので外は真っ暗だった

市街地と違って民家があっても道路沿いにはありません

あまりに路面が良く見えないので試しに 停止してライトを消してみるとなんと真っ暗闇で何も

見えないのです

暗黒とはこの状態をいうのだと実感。


夜間雨降りの時はライトだけが頼りです。

この様な体験は初めてです。

夜盲症だと思う


個食のせいか思い出してみると 肉類は暫く摂ってないせいか?と気がついた!

ビタミンA欠乏か?


反省します…面倒なので ただ腹の足しになれば位に思っていた。

自分でもこの食事では餌ではないかと思ったことがある。

早速食事を見直すことにした。

昨日の食事介助

胃ろう造設断念して私の今後の不安をよそに以前より食欲が出ていたようだ~~

みそ汁は上手く食べられなかったがその他は完食。

しかし 私を見つめることは一度もなかった・・・・

無表情で声も発しなかった。

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アルツハイマー病と診断されて10年。

ここまで進行してしまったのは病名上納得するしかない

悔いのない介護と心がけているが いずれと言うより近い内に起きる鼻からの経管栄養。


本人にとっては何をされたか理解できない?!

毎日が恐怖感のみで一気に尚進行してしまうと思う・・・


現在は わずかに問いかけ・思いがけに反応して表情に変化が読み取れます。

 

昨日の夕食介助 完食したのでひとまず安心

 


夕食介助完食を期待して通います

2013-10-22 12:42:52 | 今日の夕食介助

今朝から小雨模様で少し肌寒いです

庭のリンドウ全部閉じて 窓からは全然見えません…昨日は紫模様が雑草の中で存在を

誇っていたのが!?


17日の妻の3回目の検査で 胃ろう造設が出来ないことになって 他の方法として鼻からの

経鼻栄養法を検討することにして早速情報集めにとりかかった、しかし この方法をお願いするしか

ないと思う~~。


妻の場合は 嚥下の障害は今のところなく ただ食べたくない・食欲がない・食べ方が解からない

食事は食べなければならないという意識があるのか? と疑りたくなる。


鼻からの方法は口から食べられなくなってからでも対応できるということで少し安心。

昨日の夕食介助

最初から最後40分間 私を一度も見つめることはなく無表情で スプーンで口に運ぶごはん・

とろみのミキサー食 何でも好き嫌いがないように完食。


食事介助中 ほとんど私を見ないで口に運んだスプーンに目を瞑ったままで「ハイッ!」

と声をかけると安心しきった様に口を開けるのは もしかして 私を認識出来ているのかもしれない


食事介助4年半になります

会話をしながらの当時の食事介助の記憶 残っている筈だと思う・・・!!

3日後の夕食介助 また完食を期待するだけで気持ちが落ち着きます。

 

 


胃ろう造設断念・・造れないのです

2013-10-19 11:16:16 | ついに胃瘻の段階に入った

 

<10月10日に開いた庭のリンドウ今朝は曇りで14℃のせいか閉じています>

17日の胃カメラの検査結果 胃の位置がミゾオチより上にあるので胃ろう造設は出来ないということになった。

認知症が重度になり口から食べられなくなった時は 胃ろうということは数年前から何となく分かっていたが造れないこともあるとは全く知らなかった。

胃ろうを造っておいても 口からも食べられるということで胃ろうを造ることに決めていたのが想定外の事態になった・・・

次の経管栄養は鼻からの方法の説明があったが私は何も知識がありませんので時間をかけて検討することにした。

直ぐに気がついたことは 鼻から管を通すことは継続することだし口から食べられなくなります。
今現在 妻に出来る事は口に入れてもらった食べ物を噛んで飲み込むことだけです。

本人にとっても食べることだけが生きがいのようだ・・・私にとっても食事介助が唯一のコミュニケーションなのです。

昨日施設に食事介助に行って来ました

私を認識出来ないようだった・・一度も目は開けなかったが30分かけて完食

目を瞑ったままなのは傾眠ではなく安心した状態なのかも??   多分そうだと思う

眼で見るより閉じた状態のほうが伝わってくるものがあるのか?   そうかもしれない~~。

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いずれ必ず経管栄養は覚悟しています

今の心境は一日も長く食事介助を続けられることです