妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

大事なことやっと思い出したテレビ番組見逃す所だった

2013-02-28 19:56:37 | アルツハイマー型認知症

8時に目が覚め シャッターを揚げると久しぶりの眩しい陽射しに目を瞑ってしまった。☀

いっぺんに冬が終わった感じだ。

午前中用事を済ませて池に向かった。


途中 晴れている割に北に見える山々が霞んでいたが磐梯山は霞んで見えた。


池に着くと9人の釣り人…常連さんです。

私は陽気が良いので車の中でうとうとして少し眠ってしまった。


車の中から見ている限り アタリもさわりもないようだ・・・

この池は昔から好天の日は食い渋っていた。


案の定 釣り人の1人はオデコは免れたと言ったので皆さん不調だったと思う。


私からは いつも聞かないのです…黙っていても普段は言ってくるのですが・・・!!

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ブログを書いている時間中 今日何か大事なことを忘れていると気にしながらパソコンに向かっていた、

途中パット気が付いたのです。テレビ番組だった

NHK BSプレミアム10:00アルツハイマー病に挑む だった!!


絶対に見逃せない


介護の回想(17)8年前の2月27日

2013-02-27 19:08:27 | 介護の回想

老健入所中の妻 アルツハイマー病で要介護5 全介助 意思の疎通ははかれません

昨日 夕食介助に行き 45分間介助してましたが一度も意思の疎通は はかれなかった


今日 8年前特養のデイサービスを利用していた時の連絡帳を開いてみました。

当時介護度は2だった。

妻は仕事人間でデイには仕事に行ってるつもりで毎日が充実していたと思う。


連絡帳を開くのは当時のアルバムを開くようだ。懐かしいです。

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連絡帳から 要約     (2月27日)

寒い1日でした。最近は「お風呂に行きましょう!」と誘うと快く浴室に行くようになった。

以前は風呂という言葉を聞いただけで「入りません!」拒否していたため向こうで(浴室で)

仕事があるからと お願いすると浴室に行き入浴にこぎつけた。と記されていた。


帰宅してから話すことは施設の仕事の話ばかりだったが、実は施設の話でなく以前の

会社の話を今日のこととして話していた。

8年前の記録です

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現在はアルツハイマー病は 徐々に 徐々に 進行して全介助です。

私を認識できません。

声も出ません。

しかし、月に一度は私を見つめて一回だけニコッと笑顔を見せることがあります。

ほんの2秒くらいですが・・・。

 


感銘を受けた標語

2013-02-26 21:48:18 | 日頃気になること

アルツハイマー病の妻 要介護5 全介助で老健に入所してます

今日も寒い一日だったが 何となく寒さも終わりのような気がした!

施設に夕食介助に向かう いつもの時間 陽がだいぶ伸びたのが分かります・・・。

施設に着いて事務室に寄りました・・・

そこで目に入った標語があった!!


正確に覚えてないが要旨は 「困難に直面していることは 自分が苦しみに耐える試練」

と言うような意味にとった


私が今までに感銘を受けた標語がいくつかあります

介護のステップ毎に感銘を受けた標語

初期の頃

介護は愛と やる気

中期

悔いのない介護

後期

心で語れば通じます

現在は後期も重度の段階です。意志の疎通をはかれません。

今私が一番感銘を受けた介護者のことば

この方は奥様がアルツハイマー病で最重度の段階でお亡くなりになりました。


この方の一言「生きていてくれればいいのです・・・」この言葉

私には今まで感銘を受けた どの標語よりも私の現在の心境にピッタリです。

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今日も無表情で声も発しなかった。

時間をかけ一番遅かったが完食。

帰路 正面に満月を見ながら何となく落ち着いた気分だった。

今の時間窓から明るい満月が見えます  PM21:44

 


釣りシーズンが待ち遠しいです~!!

2013-02-25 16:45:58 | 釣り

しばらくぶりの安達太良山 ここ何日も悪天候で全然見えなかった・・・今日は少し霞んで見えました

この撮影場所から左500m程の所に お気に入りのヘラブナ釣り場があります(郡山市御代田)


家から車で5分の所なので 毎日気晴らしに行ってます。今日は風が強く冷たいし到底釣りはむりで、

釣り人はいないと思っていたが…いました!!・・・1人いました


池は全面融けていた。毎日風が強いせいだと思う 風の弱い日は一晩で凍ってしまいます。

遠くから1時間くらい様子を覗っていたが1度も合わせを見なかった


この時期 この強風では野釣りは難しと言うより釣趣が劣ります…ので、皆さん今日は控えたと思う

昨日は6~7人いました。

 
家から40分以内の所に管理釣り場が2か所あります。1か所は10分もかからないです。

以前は冬季はこの釣堀専門だった。

平成17年の1月は30日間通った記録があります


この時、妻は特養のデイサービスを利用していた。

1週間に6日通っていて デイに送り出して帰宅までの間 釣り堀に通っていた。

が、病状が進んで留守番が心配になってきたので、それ以降デイの休みの日は釣りも休みにした。


ですので、私は遠征したことがありません。

今ならば何処へでも行かれるが気力体力が衰えたのが自覚します。

私は近くに このような環境の良い釣り場に恵まれています 幸せです

 


介護の回想(16)記憶障害7年前と今と比べると

2013-02-24 18:52:54 | 介護の回想

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5 全介助です 老健に入所中

7年前は 記憶障害はどうだったか比べれみました。


現在は意思の疎通がはかれない 何を聞いても答えがないので記憶障害の程度は分かりません。

記憶は殆ど喪失していると思う。


私を認識出来ないことは完全に記憶喪失です。

少し前ですが 実の姉が亡くなったことを何回も言っても表情は全然変わらなかったのは 姉の存在自体

記憶にないか 私の言ったことが全く理解できないか? 聞いてないのかもしれない・・・聾唖か?

声が出ないのです。


記憶障害の初期の頃。デイを利用していた時のこと

この頃 カバンいじりに集中していてデイに行ってもカバンいじりに夢中だった

トイレに行くとき 自ら押し入れにバッグを入れ 戻ってきたとき時には 押し入れに入れたことをすっかり、

忘れて室内を探していた・・・と連絡帳にありますが、当時はまだ記憶障害は軽かったと思う。


戻ってきてもカバンいじりそのことは記憶にあったから・・・


間もなくして財布いじりに変わった。

毎日何時間も紙幣を数えては財布に入れたり出したりで、クシャクシャになる前に新札と替えてました。

というのは、皺が多いとレジに入らなくなってしまうのです。


何か月も続いていたが、ある時 紙幣の代わりに硬貨だけにしてみました。すると、紙幣のことはすっかり

忘れて一度も紙幣のことは口に出さなかった。

硬貨だけをいじっていた。


この段階になって初めて記憶喪失になったと実感したのです。


この時 硬貨を取り上げたら どんな反応があったかと後で思ったが当時は思いつかなかった。

思いついても出来なかったと思う。