妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

1年前の記事 胃ろう造設の迷い を読み返して

2016-03-23 17:09:04 | ついに胃瘻の段階に入った
 
心境に変化

今日の昼食介助で思ったこと (妻はアルツハイマー型認知症で全介助…特養に入居中) 食事介助が全介助になって6年、笑顔が見られなくなって3年、意思の疎...
 

 

枠内の記事は1年前の心境を綴った記事です。

 

この1年前の記事を読み返すと、妻の状態と私の心境がほとんど変わってないのに驚かされました。

 

3年前、いずれ胃ろうを造設することになるので、今の内から造っておいた方が良いということで身体検査をしました。

結果、体形上、胃の位置が胃ろう造設に不適ということで造設を断念。

代わりに経鼻管栄養で対応ということに決まりました。

 

老衰で口から食べられなくなった時点では胃が受け付けない状態になっていると思う。

ので、経鼻管栄養も行わないと思う。

 

老衰と言う自然界の法則に従うべきだと1年前のブログに書いてありますが今日でも変わりません。

最期まで口から食べられることを祈るのみです。

 

口から食べられなくなった時点が最期だと思う。今の私の正直な心境です

命には限りがあります… …覚悟は出来てます

 

まだまだ頑張れます 

 

 


胃ろう造設断念・・造れないのです

2013-10-19 11:16:16 | ついに胃瘻の段階に入った

 

<10月10日に開いた庭のリンドウ今朝は曇りで14℃のせいか閉じています>

17日の胃カメラの検査結果 胃の位置がミゾオチより上にあるので胃ろう造設は出来ないということになった。

認知症が重度になり口から食べられなくなった時は 胃ろうということは数年前から何となく分かっていたが造れないこともあるとは全く知らなかった。

胃ろうを造っておいても 口からも食べられるということで胃ろうを造ることに決めていたのが想定外の事態になった・・・

次の経管栄養は鼻からの方法の説明があったが私は何も知識がありませんので時間をかけて検討することにした。

直ぐに気がついたことは 鼻から管を通すことは継続することだし口から食べられなくなります。
今現在 妻に出来る事は口に入れてもらった食べ物を噛んで飲み込むことだけです。

本人にとっても食べることだけが生きがいのようだ・・・私にとっても食事介助が唯一のコミュニケーションなのです。

昨日施設に食事介助に行って来ました

私を認識出来ないようだった・・一度も目は開けなかったが30分かけて完食

目を瞑ったままなのは傾眠ではなく安心した状態なのかも??   多分そうだと思う

眼で見るより閉じた状態のほうが伝わってくるものがあるのか?   そうかもしれない~~。

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いずれ必ず経管栄養は覚悟しています

今の心境は一日も長く食事介助を続けられることです

 

 


明日また胃ろう造設の検査をします

2013-10-16 10:53:52 | ついに胃瘻の段階に入った

大型台風26号の接近で風雨が強さを増してきた~~。

気温もどんどん下がってきてます 空はだんだん暗くなってきました

この台風の通過後は本格的の秋です 明日からです


いよいよ明日 延び延びになっていた妻の胃ろう造設の検査がまたあります。胃カメラで造設可能かの検査です。

前回(10月7日)のCT画像では 胃の位置の関係で出来ない可能性があるということで 明日胃カメラで再検査することになったのです。

この時 医師は胃ろうが出来ない場合は食道からチューブを胃に挿入する方法があると言われた。

私は胃ろう以外は考えてなかったし 食道ろう の知識は皆無なので早速調べました。


首の付け根に穴を開け 食道から胃にチューブを通す方法で 経皮経食道胃管挿入術 というそうです・・・。

国内では胃ろうに対にて4%くらいだそうです

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明日の検査結果で胃ろうが出来ない場合 当然食道ろうのことが話しに出ると思う。
私は殆ど知識がないので しばらく考える時間を貰うつもりです。

この手術は食道専門の外科医がする・・・

施設でも未対応の所が多い・・・

最新医療情報に新しい経管経腸栄養法というタイトルで載ってました

私はもっと時間をかけて情報(特に現場の)を集めてから決めよう思う

ブログを書き終わった今 風がおさまり薄日が差してきました!!

 

 

 


胃ろう造設出来ない可能性がでてきた

2013-10-10 02:25:45 | ついに胃瘻の段階に入った

<今年も見つけました 高さ10㎝位です 我が家の庭にて>

10月7日 市内のI病院で胃ろう造設の為の身体検査をしました

血液検査では全て正常範囲内で、その他 問診がありCTを撮ってからと医師の説明を受けた。

CTを撮った!

CT画像の説明では 胃の穴をあける位置がミズオチの上にあるので胃ろうを造れない

可能性があるので後日 10月17日に胃カメラで検査をすると言われた。

 

私は まさか胃ろう造設が出来なくなるとは一度も思ったことはなかったです。

 

胃ろう造設のキッカケは 7月に症候性テンカンを発症して予防薬の(デバケン)を服薬して

催眠作用が強くて食欲が出ないという事が発端だった・・・

服薬を止めると食欲は正常に戻った

 

その後テンカンは起きてない

 

今のうちに胃ろうを造っておく…いつ必要になるか分からないが近い内に必要になる

予感がするのです~~。

 

胃ろうを造ったことには本人の負担は少ないそうです!?

17日の胃カメラの検査結果を待つしかないが・・・

出来ないとなれば 食道ろう(PEG)という手段があると言われた

頸部に穴をあけ チューブを食堂を通して胃に到達させる方法だそうです

 

私は胃ろうしか頭になかったし 食道ろうの知識はなにもない~

現時点では17日の結果次第で食道ろうを選択するとは返答できません

 

胃ろうの説明を嘱託医から受けた時 経鼻管法の説明を受けたがこの方法は断ってます

食道ろうの説明はなかったです

 

毎日が胃ろうのことで頭が混乱してます

時間が経つと考えが変わっていくような気がする

人間口から食べられなくなってから胃ろう・・・

その他の経管栄養・・・

不自然な行為に思えてくるかもしれない~~。

見方によっては虐待行為ともいえる

 

経管栄養などなければと思ったりする

・一昔前までは 老人は自宅で 食べなくなって老衰で人生を終えたものだ

食べなくてもただ見守っていただけだった

これが自然に思えてくるようだ


今日は胃ろう造設のための検査入院です

2013-10-07 11:51:37 | ついに胃瘻の段階に入った

<うす暗い雑木林で目立っていた…散歩コース沿にて>

今日の午後 妻の胃ろう造設の検査入院です

7月20日に 症候性テンカンを起こして食欲が一時おちて これから先のことを考えてこの時初めて胃ろう増設を検討することになった

いずれ口から食べられなくなることを予測できるので 胃ろう造設は今の体力のある内にと説明を受けたのですが、私は胃ろうの知識は全くないので施設の看護師さんや嘱託の医師からの説明と解説書やネットで勉強したが すればするほど思考が混乱するばかりです??!!

緊急性がないという事で2か月以上経った今日になった。

考える時間が2か月もあったので その間 情報も多く入ったが胃ろう造設に批判的な意見が多く介護家族仲間の中でも本人の為にも胃ろうはのぞまないと言う意見が多いです。

しかし妻は78歳です まだ超高齢者ではないです

体力はあり老衰の気配はありません いたって健康です・・・ただアルツハイマー病に侵されているだけです・・・

今はスプーンで食べさせてますが完食です…いつまたテンカンが起きるか分かりません~~?

胃ろう造設を断るのは今日しかありませんが いずれにしても後悔が残ると思うが胃ろう造設をお願いすることに決断しました!!

どんなにアツツハイマー病が進行しても生きていてくれればそれでいいのです