妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

認知症予防方法と進行を遅らせることをまず勉強しようと思う

2013-09-28 11:50:47 | 日頃気になること

<色付き始めたナナカマド 団地内の街路樹>

昨日 3日毎の妻の夕食介助に特養に行ってきた

いつもと変わりなく私を認識出来ない…声は発しない…私を1度も見つめない~~。

スプーンで口に運んだミキサー食を ただモクモクと食べているだけに見える。


みそ汁は器を口に着けても飲めないのです・・・

スプーンで口に当ててもなかなか啜れない…大半がこぼれてしまう~。


30分ほど食べることに集注していたが急に満腹になったのか 疲れてしまったのか目を瞑って

二度と口は開かなかった。


しかし いつも不思議なのが食後の服薬(酸化マグネシウム)を 「ハイ!・・・クスリ!!」 と

いうと スプーンを口に当てない前から口を大きく開けるのです


妻の認知症は寝ていても起きていても自分に必要な情報だけは認知できるのかなと

思ってしまう。この現象重度になってからも必ず起きてます!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今までは たまに笑顔が見られたり 声を発することがあったりで 一喜一憂して夕食

介助にたのしみと期待もあったが・・・。


最重度の段階になった今は改善の期待は望めないし 万が一の奇跡もあり得ない~~。

今後の介護の取り組みを考えてみた。


家族だから・・・妻だから・・・と言う感情はそのまま別において 少し事務的というかマニュアル

を作ってそれに従った介護を実践したらどうかと思っているところです。


アルツハイマー病は現在治療方法がないという事なので 予防方法と進行を止めるとか

遅らす対策をとるのが先決だと思う。


自分で思い付いたこと3つ4つあります。実行しています

私は 絶対に認知症になりたくない思いで予防に真剣に取り組みます

 

 


介護に何の希望があるのかという思いが浮かんできた

2013-09-25 12:41:04 | 日頃気になること

<ズミ・・・池の端にて(私のへらぶな釣りのホームグラウンド) バックは水面です>

私の妻はアルツハイマー型認知症で特養に入居しています

要介護5 全介助 意思の疎通は殆どはかれません


要介護度5でも最重度だと思う・・・

他の入居者さんと比べても最重度に見えます


老健入所から今の特養まで4年6か月になります 

この間 3日に1度のペースで夕食の介助に通ってます

 

老健入所時から1度も自力で食べられなかった(自力で食べる気がなかった?)

全てスプーンで食べさせていた・・・ 2年前までは言葉は発しないが 時々私を認識して

笑顔を見せたが 今では私を見つめることはほとんどなく 笑顔は このところ見せた

ことがない


いままでは この笑顔から元気をもらっていたのに!?

「いつまでも笑顔で!」というタイトルで介護体験記を書いたことがあったのに~~。


ちかごろ 今まで思ったことがなかったこと…何のための介護か・・・と、思い浮かんでくる

ようになった


症状は確実に進行しています…万が一の奇跡は起きないと確信します


私は 今まで「がんばる介護」を心掛け実践してきたつもりだったが 今になって

「頑張らない介護」の趣旨が私なりに理解できるようになったのです。


ので、少し頑張るが 今までの半分ぐらいにしようかと思う~~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日の夕食介助 やはり1度も私を見つめることもなく声も発しない 私を認識出来なかった

夕食3分の1ほど残して 眠気に襲われたかのように急に目を閉じ眠ってしまった


いつもより早めに施設を後にしたが何か虚しさを覚えた

 


胃ろう造設まだまだ迷い続いています

2013-09-22 11:31:17 | 日記

<14日は開いてなかった…散策コースの道端にて>

毎日毎日が妻の胃ろう造設のことで頭の中が混乱していて ジクソーパズルをばらした状態のようだ

10月7日に検査入院の予定です・・・

もう1度整理すると妻は今は食欲はあります。

昨日の夕食介助は完食だった…しかも最近むせることはない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

胃ろうの話が持ち上がったのは 7月にテンカンを発症して ひと時 食事が摂れなかったことから今後のことを考えて 胃ろうを造っておいた方が良いという事だった。

造るつくらないは本人は意思を表示できません…家族が決断しなければならないのです。

いずれ さらに重度になり口から摂取できなくなってからは私として経管栄養はしない方を選ぶかもしれない。

昨今 胃ろう造設に批判的な意見を多く聞きますが これはアルツハイマー病が最重度になった時のことではないか?

てんかん発作はまた起きないかもしれないし 現在は妻は身体的には異常はありません

が、気になることがあります・・・いつか 突然、突発的に食べ方を忘れると言うか口を開く・噛む動作が一時的に出来なくなることが起きるような気がするのです。

ので、まだ迷いはあるが妻に関しては胃ろう造設は適切ではないか!! と理解した方がいいような気がする~~??

しかし、身体検査の結果で必ずしも胃ろう造設が出来るとも限らないそうです・・・。

私がこれ程迷うのは 造るつくらないは家族が決断することだからです。


胃ろう決断したが迷いが生じてきた(3)

2013-09-19 14:19:40 | 日記

今朝から快晴ですっかり秋の気配を感じます 釣り池に様子を見に行ってきたが
超満水で釣り場がほとんど無い状態だったが釣り人は3人見えた。

このサツキ毎年雪が降る頃まで次々に花を付けてます

彼岸花のつぼみ 池までの途中の土手

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日 妻の入居している特養に夕食介助に行ってきた (妻はアルツハイマー病 要介護 5全介助で声は発しません)

昨日も 対面した時から夕食介助を終わるまで45分間 1度も私に目を合わすことはなかった

日中 一度も面会したことがないので3時のおやつの時間に訪ねてみたい・・・アイスクリームを食べさせてみたいと職員さんに告げると 今ヨーグルトがあるという事で夕食時間であるが試しに食べさせてみた。

美味しいせいか…次々と飲み込んいきます。

味覚は分かるのが確認できた・・・言葉を発しないので行動で判断します。

食事前なので半分で止めておきました。

夕食のとろみ食 時間がかかったが完食。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いずれ近い内に口から食べられなくなるのは予測できます・・・

10月に胃ろう造設の予定になっています。

最近は 毎回完食しているので今のところは胃ろうの必要はないと思うが、造設するのはいまのこの体力のある時に造るのだと言われても理解できないです。

と言って、延期とか中止をお願いすることも出来ない~~。

毎日毎日が胃ろう造設のことで迷っています~~。

私はこの件は他の人に相談しないで自分で決断することにした!!

どちらを選んでも悔いはのこると思う

 


胃ろう決断したが迷いが生じてきた(2)

2013-09-16 12:16:44 | ついに胃瘻の段階に入った

当地は今 台風18号の接近で風雨が強まってきた・・蒸し暑いです。

台風が過ぎれば今度こそ秋の訪れですね・・・!

アルツハイマー病で特養入居中の妻(要介護5・全介助) 7月に症候性テンカンを起こして食欲が衰えて 胃ろう造設を検討しました。私は胃ろうに関しては全く知識はありません。

専門職の方 また現場の職員の方々の意見を聞いて私は胃ろう造設を決断したのです。

10月7日に総合病院で胃ろう検査入院を予定してます。

胃ろう造設を検討してから2か月の間 情報が集まりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

介護家族の交流会での皆さんの見解

口から食べれなくなっても胃ろうは造らないと言う意見が殆んど。

体力が落ちてくれば胃ろうでも入らないと体験者は言ってます。

口から食べられなくなったら それが人生の終わりなので胃ろうは造らないと言う意見があった。

集いに出られた方で4月に胃ろうを造って9月に亡くなった家族を看取った話を聞きました。

この方は殆ど胃ろうを使えなかったそうです。入らなかったそうです。

配偶者介護者の意見はありませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今現在 妻は食欲はあります。

14日に施設の敬老会がありました。

食べ物は家族と同じですがミキサー食になってます。

妻は味わって食べていました…ミキサー食でない刺身・あまえび噛んで味が分かるように見えた。

胃ろう造設まだまだ先で良いのではと思うが 造るには今が良いと云われてます 又迷いが生じてきた。

敬老会のお膳・・・上の箱は妻のきざみ食です

妻は刺身2切れと甘えび2匹食べた…毎日の食事全部ミキサーでなくてもと思う!?

敬老会盛大に催して頂き有難うございました