妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻のアルツハイマー病最重度段階です

2013-03-30 16:59:48 | 認知症介護

今日の安達太良山

3月28日老健に夕食介助に行ったが、特養移転に伴う手続きがあり面会模様が書けなかった。


改めて記録します

1か月以上私を認識出来て無い・・・声をかけても 手を握っても 私を見つめることが出来ない。

車椅子を正面に向けても妻のピントは合わない。

虚ろの眼です・・・

声を発することも出来ない。


私を認識してないのは分かります。

完全に消えてしまったとは思いたくない。

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妻のグループ8人中5人は 15分少しで夕食は完食します。

2人は25分くらいで食べ終わります。皆さん自力で食べられます。


妻だけスプーンで全介助・・・45分かかるが完食。


この頃になると他のテーブルから食事の終わった利用者さんが車椅子でやってきます~~。


利用者さんの1人は決まって「たいへんだね・・・」「あんたのこと分ってるのかい?!」

毎回訊いてきます。


私は「何でも分かっているよ~!」「スプーンが持てないの~!」と答えます。毎回です。


以前は毎回来ては「とうちゃんにやしなってもらわないでわがでくえ!!」と叱責していく

入所者さんがいた。


食事完全介助は妻1人だけです

意思の疎通がはかれないのも妻1人だけのようだ


アルツハイマー病発症から10年で この様な重度の症状になったのは妻だけではなかった


老健から特養に移転に伴う諸手続き

2013-03-28 21:12:37 | 日記

今日の施設の生け花

 

アルツハイマー病の妻 現在要介護5 全介助で老健に入所中です

特養に入所申し込んで8年待機で順番が来ました!!

現在の老健に4年 その前はグループホームに3年入所していました。


特養に移転する手続きとして 特養より諸調査があり其の場の家族の立会があります。

また こちらの提出書類として身体検査がありレントゲン 心電図その他があります。


ここで難題があります…先ず病院へ連れて行く方法です・・・

家族がやらなければならないことです。

本人は全介助なので自家用車に乗せることが困難です、ので福祉タクシーを利用します。

これで病院までは連れて行けますが、次が難題なのです。


心電図は何とかなりますがレントゲン撮影です。

身体の自由がきかない者をレントゲン撮影するには介助の経験者の手助けが必要です。

実際4年前 歯科の治療でどうしてもレントゲン撮影が出来なくて歯科治療が保留になったのです。

現在もそのままです。


身体検査とにかく当たってみます。

歯科治療の時は レントゲン技師一人だったからだと思う。妻のような認知症患者には介護経験者の

付き添いがなければレントゲン撮影は難しいです。


病院へ検査に行くにも、特養に移転するにも家族がやらなければならないのです。

私一人では出来ません・・・妻は全介助なので・・・。


幸い私は 介護家族の会の会員です 今回は会員仲間に助けてもらうことに決心しました。

8年待機してようやく入所が決まりました。今回の難題乗り越えてみます。


老健から特養へ移転確定

2013-03-25 21:50:54 | 認知症介護

現在 妻はアルツハイマー病で要介護5 全介助で老健に入所中です

8年前から入所待ちの特養から 入所の連絡があった。喜ぶべきところが 私が時を同じくして下血の

症状が起きて今日の検査結果により 入院の予定だった。

 

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18日の胃カメラの検査は異常がなかったので 今日空腹状態での血液検査を行った。

結果はヘモグロビンが基準値より低かった。


昨日、今日の採便からは血液は検出なし・・・

続いてエコー検査の結果は 小腸と大腸の接続箇所が何か怪しいと医師の説明があった?!


1か月ばかり様子を見るということで30日分の薬をもらった。


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これで妻の特養への移転が私が立ち会えることになった。

特養入所27日に回答出来ます。

私が25日から入院になれば諸手続きや移動が難しくなるのでひとまず安心。


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私が健康を害したり 高齢になり運転が出来なくなった時を想像すると 面会に行く回数も減ると

思うが、施設生活は入所者さん仲間、職員さんたち皆、大家族そのものです。


妻の出来ないこと全て介助して頂き 本人は寂しいとか家に帰りたいとは思っていないと思う。

妻にとっては老健でも特養でも我が家の筈です


特養入所に決断を迫られる

2013-03-23 14:57:22 | 介護家族

我が家の庭にも春がやってきました


今朝 申込み中の特養から入所の順番が来たと 連絡があった・・・

平成15年から18年まで デイサービスを利用していた特養からです。

 

入所も申し込んでましたが 入所までのつなぎということで平成18年にグループホームを

利用することになった。


病名がアルツハイマー病ということで 進行が早くグループホームでは対応が難しくなり

現在の老健に移転したのです。


特養申し込みから8年 ようやく今日入所順番が回ってきました・・・

9年と少し待ちました

現在お世話になっている老健は 完璧な介護をして頂いていますが制度上 最期まで居られない

という不安はいつもあった?!


申し込んでいた特養はここ一か所だけだったのです・・・

デイ利用中 本人は勿論 家族に対しても心のこもったアドバイスを頂き 悩み事も親身になって聞いて

いただき介護の励みにしてきたこと忘れていません。


入所順番がきたのは嬉しいですが 今お世話になっている老健にも心に残ることが多くあります。


今日説明を聞いて正式に申し込みの予定です。


妻のアルツハイマー病は6年で全介助になってしまった

2013-03-21 18:48:00 | 認知症介護

アルツハイマー病の妻は 現在 要介護5 全介助で老健に入所しています

意思の疎通はなく私を認識できません・・・

8年前の3月の今頃は 特養のデイサービスを利用してました。当時の病状は要介護2で

日常生活は 自分一人では連続した作業は何も出来なくなったいた。


たとえば みそ汁を作る手順が分からない、白菜を具にと頼むと 鍋に山盛りになる位刻んでしまい

次どうしていいのか分からないという状態があった。


それでも、何か仕事をしたいという意欲はあって カバンの中身の出し入れを 毎日何時間も

繰り返していた。


この頃 認知症が日増しに進行していくのが目に見えてきた。

このアルツハイマー病は 治らない病気だとある程度理解していたが僅か5~6年で全介助になり

意思の疎通が出来なくなり 私を認識出来なくなるとは思ってなかったのです。


10年も20年もこの呆け状態が続く位にしか思ってなかった。

認知症になっても住み慣れた家で いつまでも暮らしたいという願望は本人も家族もあるかも

知れません~~?が、私は5~6年で重度の症状になってしまうアルツハイマー病の患者さんは

専門職の介護が本人にとっての最良の介護だと思います。


また、施設入所が最良の生活環境だと思う。

介護に勝る治療薬はないと聞いたことがあります。


介護次第で進行を遅らすことは出来ると思う。

逆に言えば介護次第で悪化することもあると思います。