妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

いつもブラウスを着ていました

2012-01-31 00:50:57 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症の妻は 要介護5で老健に入所しています

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 要介護5に進行するまでの

変遷を綴ってみました


平成17年11月14日(月)

デイサービス休み

今日一日 落ち着いて動作もゆっくりでした 

行動のパターンも予測の範囲内だったので

気疲れが少なかったです


午後からロックタウンに買い物に行って ブラウスも買ってきました

家で着てみて 「色が嫌い」 と言ったので 今着ているのと同じようなものを

探してみます


施設からの便り

平成17年11月15日(火)

こちらで入浴後 シャツを交換したため 「シャツがない」 と言ってました

新しいのはこれです と差し出すと 「私のでない!」 とのことでした


そのため 旦那さんが買ってくれた旨 伝えると直ぐに頭に入ったのか

嬉しいのか 納得して着てくださいました 


振り返って

衣料品店で自分で選んだことが 家に帰って忘れていた

家で初めて見た様子だった


入浴後の着替えは前日買ったブラウスです

連絡帳の記入が役に立ちました

 


トイレ用とリビング用のスリッパ??

2012-01-30 00:25:25 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 要介護5に進行するまでの変遷を

綴ってみました


平成17年11月13日(日)

トイレ用のスリッパと リビング用のスリッパを

区別出来なくなってます


和室に入るときは スリッパ立てに掛けますが TOILET と

書いてあるスリッパを見つけたときはトイレに戻してきます


私が 「 トイレのスリッパ戻してくるよ 」 と、言って戻してくれば

一件落着です 


施設からの便り

スリッパの件 こちらではトイレ用 リビング用と区別してないので

自宅でも区別出来ないのかもしれませんね。。。


トイレ リビングと区別するのが難しいのであれば ノイコさん用の

スリッパを作ってみてはいかがですか?


自分の物と認知するまで時間がかかると思いますが・・・

 

トイレへ行かれ 戻ってくる際 真っすぐ玄関へ行き

履いていたスリッパを下駄箱へしまい裸足で

部屋へ戻ってくることありました


本日も色々な仕事をして下さいました


振り返って

これから暫くの間 今までになかった異常行動が

頻繁に現れてきました

長時間のカバンいじりや トイレットペーパーいじりも

短時間になり 就寝時間も早まってきました


病状が進行しているのと同時に 脳が疲労していると思います

仕事の意欲が衰えてないので 脳を休ませる薬の投与を

考えても良かったのではと反省しました


突然起きた異常行動 認知症って何だ?

2012-01-29 11:48:28 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻は現在 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 要介護5に進行するまでの変遷を

綴ってみました


平成17年11月9日(水)

一年以上も自分で蒲団を敷いたことがないのが

食後 早々と自分で蒲団を敷いて寝てしまいました 


11時頃に トイレに起きて10分くらいで出てきて直ぐに

床に就きました


夕食前のカバンいじりは短時間で終わりました


施設からの便り

今日は何時もと違う点が 何度かありました


職員が質問すると 途中で話の内容が変わることは

今までもありましたが今日は 質問の答えとは全く違った

内容のことを言う事が2,3度あり驚きました 


今までに見られなかった事のため記入しました


振り返って

異常行動のうちの異常行動と言ったほうが良いと思うくらいです

とにかく1年以上も自分で蒲団は敷いてません

部屋も 玄関も 庭も 掃除をしたことはありません

食事も 何も作れません

食器も 洗いません

 

それが自分で蒲団を敷くなんて 

全ての行動もあり得ない事ばかり

認知症って一体なんだ!? 


今まで勉強してきたのは何なのだ

あり得ないと思う出来事です


施設に於いても 今までになかったことが起きました


この異常行動は この2日間だけだったのです

6年後 パターンは違いますが直ったかの様な行動が起きたが

一度だけだったです 

 

アルツハイマー病 もしかして治るかもしれないと思わせと出来事でした


単純作業でも手順が解りません

2012-01-28 13:59:45 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻は現在 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 要介護5に進行するまでの

変遷を綴ってみました

平成17年11月9日(水)

夕食の用意が出来ても まだ トイレットペーパーをいじっていたので

「先に食べるよ」 と声を掛けて私一人で食べ始めました


食べ終わっても暫く トイレットペーパーをいじってました

が、ようやく食べ始めましたが食べながら 良く見つけられるのか  

と思う小さなゴミを拾ったり ポケットからゴミを取り出して食卓に並べました


食べ終わるのに時間がかかりました 


施設からの便り

今日は汁作り、干し芋作りを手伝ってくださいました


仕事をお願いして仕事を行うまで時間がかかります

自分でどうしていいのか分からず 理解するまで時間がかかる様です
時間を掛けても何も考えてなかったと思う


振り返って

この時点でも本人は まだ仕事人間だったのです

施設では出来る範囲の単純な作業を選んでましたが

それでも 本人にとっては難しかったようでした


思考力もかなり衰えていたようで神経が相当疲労したと

後に反省しました 


この段階になっては視覚 聴覚が安らぎを得られ  

安心できる安全な生活環境で暮らせることを

試みてはどうだったか反省しました

 

単純作業と思ってたことが かなり苦痛だったようでした

返って頭が混乱したようだった

当時の施設のケアはベターだったと現在でも思ってます


「もし」と思い浮かんだことは「起きてから」と決めてます

2012-01-27 14:26:41 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所してます

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 要介護5に進行するまでの変遷を

綴ってみました

平成17年11月7日(月)

デイサービス休み

一日中 押入れの自分の衣類の出し入れと カバンいじりで

休む暇なく動いていました 

家事のつもりだと思います


「終わった」 と言っては、又、始まります


施設からの便り

平成17年11月8日(火)

今日は 午前中 干し柿作りの皮むきと

紐につるすのを お手伝いして頂きました


紐である程度の間隔で と お願いしたところ

ピッチリ結んでしまいました


となりと同じ様にと、言っても難しいようですね 


振り返って

「 もし、何時も、じっとしていられたら・・・? 」と、ふと思うことがあります

「もし」 と浮かんだことは 「起きてから」 と、心にかたく決めてます


今まで全く予想外のことばかり起きてます  


妻のエンドレスの行為を見ていると 妻には時間の経過の

感覚がないと思います

1分も 1時間も 同じで 区別出来ないので同じ行動を繰りかえして

いると思います

疲れたら止めるという感じです

妻は神経が相当疲れていると思いますが、どのような方法で察知できるか

また、どのように対処するのか解りません


柿の間隔の件は

言われたことが耳に入らない 

一度始まったことは変更しないので

見本を置いて これと同じに と言えば出来るかもしれない


これと同じに書いて と見本を見せたら書いた事があります