妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

新盆の準備できました

2016-08-01 19:22:49 | 介護家族

妻は6月4日午前5時51分点滴のみで59日間命をつないでいたが体内の栄養分を全部使い果たして、草木が枯れるように身動きもなく呼吸が止まり脈拍が消えた。

 

この時、命は終わったのだと認めたが、表情に何も変化が現れなかった。

 

四十九日も済ませ、今日業者が来て門柱に新盆の灯篭をたてました。

棒灯篭と言って高さ2mです。

その他 ホオズキ 蓮の葉 ゴザ 縄 など

新盆の用意はできました。

 

約13年間の妻の介護を振り返ると、最初の3年間は妻の異常な行動(異常な言動はなかった)に振り回されていた私の人生は、もうこれでお終いだと絶望の境地だったが、問題行動のたびに、病気のせいだ、アルツハイマー病で脳が破壊されていくのだと自分に言い聞かせているうちに、妻が被害者と思うようになった。

問題行動に苛立つこともなくなっていった。

 

アルツハイマー型認知症なので病状の進行が早く、発症から5年平成20年には要介護4から5に認定された。

車椅子使用、食事は全介助になった。

意思の疎通は出来ていた。

 

しかしこれから4年後、一気に会話は出来なくなってしまい意思の疎通もできなくなった。

私を認識出来なくなった。

 

この頃も面会は3日毎だった。

面会は私の仕事のつもりであり楽しみでもあった。

毎日のように家の近くの池でヘラブナ釣りを堪能でき人生何の不満もなかったが、この間妻の病状は確実の進んでいった。

 

年月が経ち、今年4月6日ついに、私の願い、施設の十分な心温まる思いやりの介護も天命が下された。

突然口から食べられなくなったのです。

この日から59日目に私より先に旅立っていきました。

 

2011年に始めた私のブログ最初はヘラブナ釣りだったのが、すぐに妻の介護がメインになってしまいました。

 

介護は終了しましたが現在の心境で振り返ってもう少し整理しようと思います。

近いうちにタイトルを変えて再開しますのでよろしくお願いします。