妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻の体調が悪い日は疲れます

2013-06-29 20:32:42 | 今日の夕食介助

最近あまり見かけなくなりました 何十年も食べてません 今年は食べてみます もしかして1度も食べたことがないかも?!

3日毎の夕食介助に特養に行ってきました

PM6:00なので入所者さん7名テーブルに着いてます
まずは妻と対面して座ります 黙って妻を見つめるが今日も私を認識出来ません

まるで初対面のようにキョトンとして目を逸らしたのです

職員さんが「旦那さんですよ~~!」と言うと 私に目を向けたが表情に変化はなかった
第一 妻は自分にはがいて子供がいてがいることなど分かっているのか・・・?

最重度に移行した今の段階では何も認知できないと思う。
認知機能がほぼ破壊していると思う。

スプーンで ごはん・おかずを口に運ぶと何でも口に入れます 皆同じものと言う感じ・・・

空腹感があって食べるのか食欲が出て食べるのか・・・今日はご飯を半分残してパタリと

口を開けなくなった・・・突然眠くなったように見えた…目を瞑ってしまった。

眠くても もう少し我慢するなど出来ないことです。

不思議です

食後の薬がありました…薬と言うと特別口を大きく開けるので今日も必ず大きく開けると確信してました。

私が「ハイッ 薬っ・・・!!」 と言うと即 大きく口を開けたのです。

肝心な言葉にまるで反応してくれないのに どうして薬にこれほどに反応するのか?

私の推測です・・・根拠はありません

もしかして 意味は解からなくても自分の病気を治す食べ物と 思っているのかもしれない!!

今日は入浴日だったので早目に眠くなってしまったのだと思う。

 


 

 


鳥見山公園にアヤメ鑑賞に行ってきました(2)

2013-06-26 21:45:59 | 今日の夕食介助

妻が目を開けなかったのは陽射しが強烈だったせいか?

この東屋で休憩して園内は移動しないで帰路に着いた。

ここからの眺めで十分だった・・・この東屋柱が2本しか写ってない?!

妻にとっては暫く振りの戸外外出 身体全体で感じ取った記憶があると思う。

4月の藤棚見物の時は 施設に帰ってから職員さんが感想を聞くと一度も目を開けなかったのに十分に観察したかのように質問に答えたといってました。

ただ「ハイ…」と言っただけだが記憶は間違いないようだったと・・・!!


実は 今日の面会 昨日の感想何と答えたか期待していたが昨日の職員さんは

見えなかったです。

 

妻は身体で感じ取った記憶は直ぐには消えないと思う。

良く認知症の患者さんは感情は残るとか以前より鋭くなっていると聞いてますが私も妻を観

察してそう思います。


鳥見山公園にアヤメ鑑賞に行ってきました

2013-06-25 18:29:09 | 日記

今が見頃の鳥見山公園のアヤメ 真夏の陽気です 温度計は31℃を表示してました

前回 5月21日の藤棚見物に続いて今回は鏡石町の鳥見山公園のアヤメ見物に

家族付添いの形で同行させてもらいました。


入所者さん4名 職員さん3名 と私の8人 入所者さんは全員車椅子使用・・・

園内の通路は舗装されていて段差もなく車いす移動に不自由はなかった。


陽射しが強烈なので 100m先に東屋を見つけて全員そこに避難?

結局 ここで休憩をかねて アヤメ観賞も出来ました


前回の藤棚見物の時は一度も目を開けなかったが 今回は少しだけ細く目を開いたが

アヤメも景色も何も見なかったようだ


身体全体で何かを感じてるようで 拘縮気味の左の拳が緩んで 左腕全体が緊張がとけて

いた。


5月21日の藤棚見物の時は 施設に帰ってから 「フジ良かったですか?」 と聞くと

「ハイッ!」 と ほんとうに見てきたように答えたと職員さんは言ったので今回はどんな

答えが返ってくるか期待してます。


余談です

アヤメ カキツバタ 菖蒲 どこが違うのか話題になったがカキツバタは アヤメ 菖蒲とはま

るで別とわかったが アヤメ 菖蒲は花の模様が違うと初めて知ったが 一口で認知症と

いっても病名別に分けられるのと同じで 私にはアヤメでも菖蒲でも構わない。

アヤメも漢字で菖蒲と書きます・・・初めて知りました。


 


2か月ぶりに以前の笑顔を見せた

2013-06-23 21:45:18 | 今日の夕食介助

全部の花が平均して陽を受けているようだ

特養に妻の夕食介助に行ってきた!!

今日は しばらくぶりに体調が良く 私を直ぐに認識して2か月ぶりに笑顔をつくったのです。

急いで携帯のカメラを起動させたが 最高の笑顔は間に合わなかったが 最近にはない

笑顔は撮れた!


最重度の段階になってしまったと思って3か月になるが まだ改善したのかと思わせる

症状が表れます。


いつも 入浴日の夕食時は眠気が差して殆ど目は開けていられないのが 今日は入浴日

だったのです?!


結局 完食するまで目は開いていて 時々私に目を合わせていた。


職員さんが仰ってました・・・!!


今日は 「旦那さんが来る日です」 と妻に言ったそうです。

すると ニコッ として分かったように頷いたそうです。


それで 私が来るまで頑張って起きていたのか?とは考えられないが 私には張合いが出た

というか何かホッとした気分になった。


意思の確認は出来ません・・・すべて推測です。

言葉では確認は出来ないが 心で語って推測するしかないのです。

今までに確実に伝わったと思えることは幾つもありました。


今日の夕食介助は充実感があったと思う。


アルツハイマー病は絶対に治らないと思い込むことはない

2013-06-20 21:06:18 | 介護の回想

近くの農家の庭先にありました ここ一か所だけです 名前不詳

特養に妻の食事介助に行ってきました

2つのテーブルに7人 全介助の方は5人です 皆さん完食したようだ。

今日も妻が1番遅かったが みそ汁を少し残しただけだった


いつもは 左手は握ったままなのが開いていて 右手を何回も口まで持って行ってリラックスして目もパッチリ・・・体調は良いように見える。

食事介助しながら 8~9年前の当施設のデイサービスを利用していた時の話題になった。食事時 ある時 食べる前 妻は両手を合わせ 「箸とらば天地御代の恩恵み…?」 と声を出したと連絡帳に記入してあったと職員さんに話すと これを聞いていた妻は 今日も無表情で一言も声を発しないのが くしゃくしゃの笑顔をつくって私を見つめていたのです。

私は家でも一度も聞いたことはなかった…幼少の頃覚えたこの言葉の記憶 今でも鮮明に思い出すのは もしかしてアルツハイマー病の治療に繋がるかもしれない?!

今日の出来事からアルツハイマー病は絶対に治らないと決めつけることはないと思った。

時々復唱すると脳が活性化するかも??!!