PM1:30ベッドで点滴中の妻に対面
施設へ向かう途中、今日は対面しても直ぐには声掛けしないでしばらく見守ってみようと思いついた。
ベッドの脇で椅子に座って黙って妻の寝顔を見ていると瞼をピクピクさせ両目を開いたのです。
3~4秒くらい私を見つめピントは両目とも私に合っていた。
虚ろの眼ではなかった。
今まで2年くらいの間このようなことは一度もなかったと思う。
また声もほとんど発したことはなかったのが、苦痛のようなうめき声を10分以上続けていた。
呼吸も大きくなっていた。
30分ほどで小さな呼吸になり声も発しなくなり眠った状態になった。
今日で点滴のみで51日目です
ラクテックという点滴液1日400ccで生命を51日も維持しています。
容態は改善されることは絶対になく間もなく終末を迎えます。
カウントダウンをしています。
自然界の法則だと解っていても簡単には受け入れられないです。
確か48年前頃だと思いますが、当時の住居で妻はサツキを20鉢くらい手に入れました。
手入れが行き届いていたので毎年今頃見事に狭い庭を彩らせえていました。
現在の住居に移って20年になります。
サツキは全部毎年花を咲かせていましたが、10年くらい前から水遣りをしなかったので全滅してしまったのが翌年一鉢だけ蘇生したのがありました。
このサツキ40年前から水分だけの補充で生きているのは驚異的です。
妻が水分だけで51日も生きている自然界の現象(法則)に驚愕します。