妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

樹齢数百年の大ヒノキを見て生きる勇気が湧いた

2014-05-13 23:24:13 | 日記

今日の昼食介助 (妻はアルツハイマー型認知症 要介護5 全介助で特養に入居しています)

 

対面するまで3日前に施設の戸外リクリエーションで牡丹園に行ったこと覚えているのか、

聞いてみてどんな反応するのか気になっていた(意思の疎通は図れないが)

 

9年前デイサービスを利用していたとき度々あちこちに行楽に行ったことが連絡帳に記されていた。

その都度「今日は〇 〇にいってきたんだね?」と聞いても毎回 「行かなかった…どこにも行かな

かった」 と言っていた。

 

認知症なので忘れて当然だと認めていたが 記憶されているが思い出せないだけなのだと…

そう思っていた。

 

現在の声は発しない 目は瞑ったまゝ 意思の疎通が図れない最重度の段階になった

アルツハイマー型認知症の妻には 牡丹園訪問がどんな効果があるのか…? など考えることは

ないと思った。

 

ただ連れて行かれるのならば…とそう思った。

本人が肌で 心で 何か感じ取れればと期待して・・・!!

 

園内に入って牡丹を鑑賞して思いがけない大木を目にしたのです。

 

樹齢数百年という大ケヤキを目の前にして 今まで感じたことのない生命力の漂っている

不思議な場を感じたのです。

 

大ケヤキのまわりに数本のタケノコが出ていて見ている間に伸びているような感覚があった。

そう見えたのです!!

この数百年も生きてきた まだまだ衰えることのない強大な生命力 妻たちに与かりたい



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