曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

いつの間にか秋の花・・・

2020-09-15 | 良い加減介護

夫が救急搬送され、そのまま入院となって1週間が経ちました。 突然の入院に慣れることが出来ないようで、食欲もなく、介護拒否があり、顔を拭こうにも嫌がる・・・等々、病院へ行く度に同じ報告を受けています・・・ 本来は人好きで、誰とでも気軽に話せる人なのに、毎日替わる看護師さんに戸惑い、知った顔は誰もいないせいなのかどうか・・・不安で心を閉ざしてしまっているのでしょうか・・・ 

今日午後にナースセンターの看護師さんから電話があり、明日から泌尿器科のフロアーに移ることになったとのこと。 以前から、前立腺肥大の治療薬を処方して頂いていますが、現在尿閉の症状が出ているための措置なのだそうです。

「病状の説明と今後の見通しなどについて、担当の先生の説明をお聞きしたいのですが、お時間を取って頂けるでしょうか」・・・と言うと、『そういう要望があることを先生に伝えます。 明日、ナースステーションに来てもらえれば、何らかの回答をお伝え出来るようにいたします』とのことで、一安心。

入院してから、ケアマネさんからも病院のケースワーカーさんからも何の連絡もないので、戸惑っていると言うと、『実は担当のケースワーカーさんが今日までお休みしているので、近いうちに連絡が入ると思います』とも。

現在、毎日リハビリセンターで専門スタッフさんがリハビリを行ってくれているとのことですが、車椅子生活で、立つこともできない状態のようで、快方に向かうことが出来るのか、このまま寝たきりになってしまうのか・・・心配は尽きません。 何より、突然慣れない入院生活になり、知らない人ばかりの中で、私とも会えない状態はどんなに強いストレスを抱えていることでしょう・・・ このまま症状がどんどん進み、私の顔も分からなくなってしまうのではないか・・・と考え出すと不安ばかりが募ります・・・

プロにお任せするしかない・・・と分かっていても、やはり辛いです。 

8月下旬に寝室を2階から、1階の客間に移し、31日に介護ベッドを入れてもらいました。 古いエアコンの効きが悪いので、新しいエアコンを買って、そのエアコンの取り付け工事に、今日、予定通り電気屋さんが来てくれました。 介護ベッドは10日しか使わず、エアコンが新しくなっても、客間で寝る人はおらず・・・ 私は2階に戻って寝ています。

今日は、1週間振りに家の掃除もやって、ついでにキッチンの引き出しの整理をして、気を紛らわせました~~ 一人だと手伝っている積りで邪魔する人がいないので、なんでも手早く済ませることが出来ます・・・ 今はそれが何だか無性に哀しいです・・・

 

見出し画像は、今年2度目の花を咲かせているブラシの木と、裏庭でひっそり実をつけていたムラサキシキブです。  

 

コメント (20)