曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

思い出のスケッチ旅・・・アンコールワット(1)

2021-03-15 | 絵  ②スケッチ

Nペンスケッチ教室で学んでいた頃、年2回の海外スケッチに何度か参加したことがありました。 これまでに、モロッコ、イタリア、バリへの旅スケッチをご紹介いたしましたが、今回は世界遺産にも指定されているカンボジアのアンコールワットのスケッチをご覧頂きたいと思います。

N先生は、ペンスケッチの一大ブームを起こした方で、ペンスケッチの著書も多く、個展はいつも大盛況、マスコミにもよく取り上げられていたようです。 アニメ制作会社では宮崎駿さんの先輩だったとかで、時々面白いエピソードを聞かせてくれました。

この海外スケッチ旅に先生から初めて声を掛けて頂いて、大感激で参加したのがこのアンコールワットでした~~ 描く気はあっても、技術は未熟・・・先ず、先生のお弟子さんの教室に入ってペンスケッチの基礎を習い2年、N先生の教室に入って2年目のことでした~~

アンコールワットから南へ約7キロのところにあるシェムリアップのホテルに滞在しながら、毎日チャーターバスでアンコールワットに通ってスケッチしました。 

アンコールワットを目にした時、その圧倒的な迫力の遺跡群に息をのみました。 何はともあれ、これを描かなければ・・・と必死で大画面(56x76cm)に向かって、ペンを走らせました。 この大きさの用紙に描くのも初めてでした(考えてみると、いつも、向こう見ずのことをやっていますね、私) 何とか描き上げたものの・・・あれもこれも盛り込み過ぎで・・・でも、当時の私(15年前)にしては、マァマァでしょうか・・・💦 

講評会の時、メンバーの作品を見たら、誰もアンコールワットを描いた人はいませんでした~~ 後で聞いたらN先生は『アンコールワットは描かない』・・・と仰っていたようで、皆さん先生に倣ったよう・・・ マァ、そんな話を耳にしていなかったことを、ヨシ!と思うことにしました

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