曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

思い出のスケッチ旅・・・アンコールワット(5)タ・プローム

2021-03-20 | 絵  ②スケッチ

タ・プロームもアンコール・トムと同様、クメール王朝最盛期にジャヤバルマン王によって建造された仏教寺院です。 アンコール・トムの巨大な石造りの建造物にただただ圧倒された私でしたが、次には石の建造物を呑み込む巨木の生命力に圧倒されてしまいました。

ガジュマルの仲間のスポアンの大樹が、石造りの寺院の上に根を張り「廃墟」を覆いつくそうとしている様は、栄華の夢が潰えていく姿そのもののように思われ、これまた「参った!」と心の中で叫びながら?描きました~~ あまりおどろおどろしくない木を選んで描いたため、当然、中途半端で迫力のない出来上がりとなり、UPしようかどうか、迷いましたが旅スケッチの記録として載せることにいたしました・・・ 

このスケッチ旅で描いたのは以上6点です。 初めての海外スケッチ旅では、どんな状況下でも、しっかり描く対象を選び取る力を付けなければならない・・・という基本を学んだ、ほろ苦いスタートとなりました。

 

               

 

スケッチ旅から約2カ月後、N先生のご自宅で講評会がありました。 毎回、開かれますがスケッチ旅の後の2カ月の間に、スケッチした絵に色塗り完成させて、講評会に臨みます。 

参加者全員の前で自分の絵の説明をし、仲間や先生から鋭い質問と感想を言ってもらいます。 毎回ドキドキものですが、先生をはじめ仲間たちの素晴らしい絵が見られるので、とても参考になります。 講評会の後は、恒例のメンバーたちが腕によりをかけて作った?美味しい一品持ちよりパーティで、大いに盛り上がり、楽しいひとときを過ごしたことも良い思い出です(^-^)

 

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