夕べはまるで小学校に入学する子供のために、持ち物すべてに名前を書く母親のような気分で、夫の衣類や持ち物のひとつひとつに名前を書き入れました~~
夫は今日、無事退院し、そのまま介護老人保健施設に入所いたしました~~ 3カ月しっかり施設の専門のスタッフさん達のもとでリハビリをして頂ければ、新たな展開が期待できるかもしれない・・・と淡い期待を抱きながら、ここで大きく人生の歯車が回ったのかも知れない・・・と感じています。
施設では、先ず会議室に通され、生活相談員の方を中心に、施設のそれぞれの分野の責任者ーー介護、看護、栄養、そしてリハビリーーの方々との細かい打ち合わせがありました。 細かい点までじっくり話し合いが出来て、一人一人を大切に扱って頂けそうだ・・・と大きな安堵感を抱くことが出来ました。 何よりも、スタッフの皆さんの明るい笑顔が嬉しかったです。 今日はたまたま所用でお留守でしたが、前のデーサービスで大変お世話になった、Hさんが介護支援専門員として関わって下さるので、その点でも大きな安心感があります。
話し合いを終えて帰る私を、夫が笑顔で見送ってくれて、何だか拍子抜けした思いもありながら、やはりこれで良かったのかもしれない・・・と気持ちが少し明るくなりました。
今日の見出し画像は、江戸中期に活躍した臨済宗の禅僧の絵師「仙厓」和尚の絵です。 紙の外側に見えるであろう満月を指して、「を月様いくつ十三 七つ」と子守唄を歌う布袋様と隣ではしゃぐプリケツ子供の微笑ましくも温かな姿の絵です。
今から200年以上も前に、元祖ゆるキャライラストで禅の教えを人々に説いていた仙厓和尚はこの絵にも深い意味を込めていたと言われています。 禅において、悟りの象徴である満月を指して布袋様は「お坊さんが目指す悟りはあんなに遠くにあり、悟りは簡単に辿り着けるものではないのだよ」と。
夫の退院と施設入所とこの絵がどんな関係が・・・と思われる向きもお出でかと思いますが、実は仙厓和尚の次の言葉を引用したくて、仙厓和尚を先ず絵と共に紹介いたしました~~(無理なこじつけかもしれませんが)・・・ 老いの道を一段登った夫へのエールを込めて・・・ そして、同じ時代を生きているすべての人へのエールの気持ちを込めて・・・ お節介でしたでしょうか・・・
60歳は人生の花
70歳で迎えが来たら留守だと言え
80歳で迎えに来たら早過ぎると言え
90歳で迎えに来たら急ぐなと言え
100歳で迎えが来たらボツボツ考えようと言え
仙厓
何年か前伊豆の温泉に行った時、ホテルの風呂場の脇にこの言葉が書かれていて、仙厓の言葉とは知らずに笑ってしまったことを思い出します・・・
誰が言ったのかは初めて知りました。
最後まで元気で生きる為に
気持ちの持ち様の心棒になりますね。
一緒に暮らせなくなった母を施設に送って行った日の言いようのない切なさを、まるで昨日の出来事の様に思い出しました。
旦那さん、穏やかに日々を過ごせると良いですね。
仙厓和尚の絵と言葉、良いですね。
この言葉がピッタリとあてはまる年齢の私ですから、こんな風に穏やかに生きたいと願っていますが。
無事退院できてよかったおめでとうございます
これで一つ前進ですね
介護施設でリハビリしてもっとよくなって帰ってこれますように
ご主人笑顔で見送ってくれたのはよかった
いやいやと言われると心苦しいですけど
笑顔の見送りで安心させてくれたんですね
よかったです
まんぼさんもお母さまを施設に送られた経験がおありなのですね。 本当に言いようのない切なさがありますね・・・
穏やかで心楽しく日々を送ってくれることだけを祈っています。 そして、リハビリ効果も上がるることも・・・
コメント頂き有難うございました。
お義母さまが佐渡で施設に・・・手厚い介護を受けられてお幸せですね。 そして、ご家族の方たちも安心して毎日を送れて良かったです。 それにつけても、介護スタッフさん達の身分保障を充実させてほしい!と願ってしまいます。
仙厓和尚の言葉、喜んで頂けて嬉しいです。 本当にこんな風にのんびり楽しい余生を送りたいものですね!
施設に行ったら、介護の方が『アラ、今日一番のお仕事ね・・・』と仰って下さって、やはり退院できて良かった~~と胸を撫で下ろしたりしてしまいました・・・
帰る時一緒に帰ると言われたらどうしよう・・・と心配していましたが、笑顔で見送ってくれたのは、私を安心させてくれるため・・・? そう思うことにして、せっせと会いに通うことにいたします(^_-)
退院されて、次への入所も決まり、まずは良かったですね~。
のりさんの、大変さはあまり変わらないかと思いますので、お身体を大切にね。
そうなんですよね。わかります。大きな子どもなんです。
私は、母の事を年を取ってから、できた子どもだと、思ってましたよ(笑)
リハビリを、しっかりして頂き、元気になるといいですね。
仙厓さんの言葉でしたか。たまに見かけますが、どなたが考えたのかしら~と思ってました。
面白いですね。ハイ!お迎え来たら、居留守を使います(笑)
ご主人さま、無事に退院、そして施設入所、良かったですね。
ご主人さまが笑顔でいらしたことが何より嬉しいですね。のりさん、ほっとなさったことでしょう。
施設のスタッフさん、安心してお任せで来そうで良かったです、リハビリで回復なさってご自宅に戻れる日が待ち遠しいですね。
まさに、歯車が大きく回り始めたという感じですね。
のりさんから、教えられることがいっぱいございます。
人生のエール、ありがとうございます。
我が家は80と90が目前に、頑張ります~
そして、リハビリ目的の入所も良かったですね。
父も母も最後は病院や施設のお世話になりました。
スタッフの方に恵まれたら、とても楽ですし本人も楽しいと思います。
凄い施設ですね。Hさんを介護専門員として迎えられるのが。のりさんも安心ですね。また、ご主人様も心強く思われると感じます。
仙厓義梵和尚の言葉は、素晴らしい言葉だと思います。
ご主人様にエールを送るのに、最良の言葉と。
200年前の方の言葉ですが、奥深い言葉だと。
のんびり楽しい人生を送りたいと日々願うものです。
ご主人様退院されて、老健へ無事入所されたのですね。
帰宅する時、のりさんを笑顔で送り出してくださったのは、きっと老健のスタッフの方々の対応に安心されて、これからリハビリを頑張って、のりさんを楽にしてあげたいと思っていらっしゃるのでは(*^^*)
まさに歯車が回り始めましたね。
ご主人様のリハビリが上手く進みますように。。