曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

蕎麦畑の中の彩り

2020-10-09 | あれこれ

昨夕のローカルTVで、白い花咲くそば畑とその中に広がる黄金色の稲穂と彼岸花の群落が見事なパッチワーク模様になっている様子が映っていました。 視聴者からの投稿写真だそうですが、豊かな自然の中に繰り広げられている美しい光景に驚きました~~

農家の方の意図が働いているのか、たまたま偶然が重なってのパッチワーク模様なのか分かりませんが、気持ちが明るくなりました。

写真の撮影は今より少し前の時期に撮影したものだと思いますが、そろそろ美味しい新そばの季節ですね。 大好きな天せいろが食べたくなりました~~ スケッチにも良い季節です・・・

コメント (14)

足もとに秋

2020-10-07 | 良い加減介護

『こんにちは。 あの~~急ぐことではないんですけど、ご主人のCDプレーヤーの電池がきれたので、お願いします。 そして、おやつのカステラと何か飲み物があったらいいかなと思うのですが。』と、夫の入院先の病院の看護師さんからわざわざ電話がありました。 

おやつは行く度にアレコレ好きなものを見繕って届けているのですが、もうみんな食べてしまったのか知らん・・・? それとも同室のお仲間におすそ分けして一緒に食べたのかしらん・・・?と思いながら、夫の好きなカステラときんつばにおせんべいなどと日本茶、ミルクテーにコヒーのボトルに単3電池を洗濯物と一緒に持って行きました。

電話をしてくれたのは、CDプレーヤーやアルバム、時計などを持ってきてくれれば、アルバムを一緒に見たりしながら、病院に馴染めないでいる夫と話の接点を作っていこうと思う、と有難い提案をして下さった看護師のNさん。

お陰さまで、夫は看護師の皆さんに温かな声掛をして頂いているうちに、介護拒否もなくなり、食事も自分で食べるようになったようです。 Nさんは、『おやつはまだたくさん残っているけど、カステラが食べたいと仰っているので電話しました』と。

最近は私もNさんはじめ何人かの看護師さんと顔なじみになって親しく夫の様子を聞くことが出来るようになりました。 特にNさんは、退院後についてのこと等、専門家の立場からさりげなく色々アドバイスをくれたり、励ましてくれたりしてくれるので、彼女の顔を見ると、何故かホッとします。 昨日は、なんと帰りがけにわざわざ夫を車椅子に乗せてロビーに連れてきてくれたので、夫と握手し、少し会話もできました。 

帰り道、病院の近くの公園を久しぶりに歩いてみたい気分になって、木立に囲まれた道をゆくと、足元に紅葉を始めた木々の葉と大きなドングリが沢山落ちていました~~ 

コメント (20)

かなしみはいつも・・・

2020-10-05 | 良い加減介護

昨日、約束の老健施設に面談に行って来ました。 先ずは、これ迄の夫の経過などについて聞かれ、36歳でくも膜下出血で倒れたことから始め、延々と現在に至るまでの経過の説明を丁寧に聞いて頂きました。 又、施設側からは、老健施設はリハビリに力を入れて、自宅に帰れるようにすることを目的にしている施設であることの説明を受けました。 こちらとしては、リハビリで入院前の状態に戻れば自宅介護も視野に入れながら、グループホームも検討する心づもりでいることを話し、入所のための書類に記入提出してきました。 施設内も案内して頂き、清潔で設備も整っていること、丁度お昼時で食堂での昼食の様子も見せて頂き、ひとまず安心できるとの印象を持って帰って来ました。

一昨日、病院へ洗濯物の受け渡しとおやつの差し入れに行った時、ナースステーションにポツンと車椅子に乗せられている夫の姿が見えました。 看護師さんが気を利かせて私の方に車椅子の向きをかえてくれたので、声を掛けて手を振ると、手を振り返してくれました。 顔色も良く元気そうでした。 私のことが分かる!というだけで胸がいっぱいになりました。

そんな夫を、退院後老健施設に送る手続きをしてしまって、いいのか・・・ 頭ではこれが現在のベストの選択と分かっていても・・・ ずっと、悲しい思いをかかえています。

いま、坂村真民さんの詩「かなしみはいつも」を読みながら、心のモヤモヤを乗り越えようとしています・・・

真民さんには、昔「念ずれば 花開く」の言葉に大いに背中を押された思い出もあります。

 

 

 

コメント (14)

茅葺き民家の郷へ

2020-10-03 | あれこれ

爽やかな秋晴れの一日、久しぶりにドライブがてら八郷地区(石岡市)の茅葺き民家の郷へ行って来ました。

10年ほど前の秋、笠間日動美術館で開催されていた「向井潤吉展」に行った際、「茨城の茅葺き民家の写真展」も同時開催されていて、その時初めて、茅葺き民家の美しさを知りました。 その後、何回か旧八郷町の茅葺き民家を訪ね、スケッチしたりしましたが、なかなか難しく、絵を描くまでに至りませんでした~~ 

茨城の茅葺き民家は、「筑波流茅手」と呼ばれる、日本でも有数の洗練された高い技術ので作られているとのことで、八郷地区の茅葺き民家に住んでいる人たちは、自分たちの住む茅葺き民家を貴重な農村文化遺産として残したい、と「茅葺き屋根保存会」を立ち上げて地域で茅葺き民家を守っているそうです。 現在、八郷地区には60数棟もの茅葺き民家があるそうです。

茅葺き民家の保存には20年に一度の葺き替えをしなければならず、材料の調達も大変な上に、茅手職人の後継者不足もある中での活動は決して楽なことではないと思われ、茅葺き民家がその後どうなっているか気になっていました。

見出し画像のお宅は、お留守のようでしたが、立派な長屋門の奥に大きな茅葺き民家がのぞいていました。

どのお宅もゆったりとして、手入れが行き届いています

 

 

今も変わらずに茅葺き民家が残っていることに安堵しつつ、日本の原風景ともいえるこの長閑な風景と茅葺き民家が残っていって欲しい・・・と思いました。

 

帰り道の道沿いに苔むしたお地蔵さん

 

バラが咲いているフラワーパークの向こうには優しい筑波山の姿が・・・

(注)現在フラワーパークは2021年春のリニューアルオープンに向けて休園中です。 この写真は通りかかったフラワーパークの外側から撮りました。

 

久しぶりの長距離運転(私にとっては)で少し疲れましたが、何とか3時までには帰れて、病院へも寄ることが出来ました・・・

コメント (19)

ようこそ多肉ちゃん♪

2020-10-01 | あれこれ

先日、新規オーオプンしたホームセンターで、エアープランツを買って来たことはお話ししました。 そのエアープランツは今、私の部屋のメモボードに吊り下げられて、元気です(^-^) 

実はその時、エアープランツの隣にこれまた可愛い多肉植物のコーナーがあり、これもついでに買ったのでした~~ エアープランツはほったらかしOKの植物と知って買ったのですが、多肉ちゃんの方は分からないまま、ぽってり厚みのある葉に何故か引かれて買い物かごに入れてしまったのでした。 家に帰ってしばらくテーブルの上に飾って楽しんでいましたが、そのうちに水遣りとか・・・手入れとかが気になりだしたのです・・・

そこで、思い出したのは、いつも生き生きと美しいお花を咲かせておられるブロ友さんが、多肉ちゃんをUPされていたこと・・・ で、いとも気軽に育て方を聞いたところ・・・

なんと、思いもかけないことに、育て方の本と多肉植物用の配合土までついて、多肉ちゃんの赤ちゃんが何種類も送られてきたのでした

早速、夫が盆栽に凝っていた時期に使っていた、盆栽用の平鉢を取り出して、取りあえず、並べてみました。 見出し画像がそれです。 

水遣りも、肥料もあまり必要としないようですので、これまたずぼらな私にピッタリ!! 彼らがこれからどんな風に成長してくれるのか・・・楽しみですヽ(^o^)丿

こうして、ブログからどんどん新たな世界が広がってきていることに心から感謝です。

                   

手乗り盆栽用の小鉢に葉差しをしてみました~~

 

ウエッジウッドのお洒落な紅茶缶にyukiさんの植え方見本も一緒に入っていました。至れり尽くせりです・・・  いづれこのように、押しくらまんじゅう状態に植え替えて、キュートな寄せ植えにしてみたいなと思っています(^-^)

コメント (14)