(コットン今回のセッティング 1タム仕様。右下に壊れたタムホルダーが転がっている)
ドラマーとしてライブを振り返ってみようと思う。
今回のライブにもマイシンバルを持ち込むことにした。
コットン常設のシンバルは、A・ジルジャンで標準的なものだ。
問題は全くないが、自分のKジルで行きたいなと単に思っただけだ。
そして、スネアは最近馴染んでるラディックのスチール5半インチを持ち込み、ペダルはお店のものを借りた。
結局、Merry Youの時のまま車に積んである機材だった。
所詮オレのやることなどはそんなもんで、大概である。。
ところが今回は困った事態が発生していた。
というのは、タムホルダー(バスドラムの上に乗っているタムタムという小、中2個のタイコを支える支柱)が2つあり、左右とも壊れていたのだ。
これではまともにタムがマウントできない。
店に入ってすぐに、タムが変な風にセッティングしてあるのを見てオヤ?と思ったのだ。
一旦はセッティングできてもタムの重みでズルズルと下がってきてしまうので、極端に傾けて、バスドラの上にタムの一部を預けるようにしてあった。
ありゃー、バスドラが傷まるけになっちゃうー。
早速タムホルダーを取り外してバラしてみると、両方のホルダーの取り付けビスの3箇所中1箇所が抜け落ち、しかもねじ穴はバカになっている。
多分、ねじが緩んで一部が浮き上がり、そこで力いっぱい締め付けたのだろう。
こうなる前にねじを均等に締めなおす等、メンテをしっかりすれば予防できるが、もう手遅れだ。
ライブハウスにありがちの、ドラムセットはあるが壊れている。という困ったパターンである。
しかしこれはお店に文句は言えない。こればかりはドラマーでないとなかなか気付かないのだ。
コットンのドラムセットは決して古くないし、ライブが出来るお店とはいえ毎日ドラムを使用しているわけじゃない。
他のハードウェアー類は何ともないしピカピカなのに、タムホルダーだけが壊れているというのは問題がある。
YAMAHAのタムホルダーというのは壊れやすいと思う。
オレの所有物は扱いを心得ているので大丈夫だが、練習スタジオなどの初心者や構造を知らない不特定多数が力任せに扱うと非常に壊れやすい。
機能的には優れているが、強度的には欠陥品じゃないか。
素晴らしいドラムメーカーだけにあえて言う。
「ダメよダメよ、ダメなのよ!」(島田一の介風に)
そんなわけで、今回は普段のセッティングはあきらめて1タムのみの仕様とし、何とか使える方のタムホルダーでタムを配置した。
バスドラムに傷がつかないように注意してかなり低い位置にセッティングした。
したがって、椅子もかなり下げて最近あまりしない重心の低いセッティングとなった。
3点セットでの演奏は久しぶりで、手癖のフレーズの多くはミッドタムを使っているので手順が狂うがそこはそれ。
ドラマーの矜持を硬く持ち、コケないように細心の注意と大胆な演奏を心がけた。なんて言うと偉そうだが、実は前回の滑った転んだライブの二の舞を踏まないようハラハラ物であった。
実際、一部メンバーで息の合わないところや、後半はやっぱり息切れをしたが、皆さんには何とか楽しんでいただけたと思う。
そして、自分も大いに楽しむことが出来て満足できた。
汗びっしょりの着替えが心地よく、至福の時間を与えてもらったことに感謝である。
片付け後、レジにおいてあるファイトマネーBOX(ライブチャージがない代わりにお客さまのおひねりがギャラ)の額がけっこう多かったよといっちゃんから聞き、嬉しかった。
しかもその一部を、失った黒ジャケット弁償の救済にと、少し援助してくれるという。
「そんな、申し訳ないから。」と言いつつありがたく、あさましく頂戴した。
ファイトマネーをいただいた皆さんと、優しい心遣いをくれたバンドメンバーに感謝。
帰りの際、オーナーにタムホルダーの修理を買って出たことは言うまでもない。
ドラマーとしてライブを振り返ってみようと思う。
今回のライブにもマイシンバルを持ち込むことにした。
コットン常設のシンバルは、A・ジルジャンで標準的なものだ。
問題は全くないが、自分のKジルで行きたいなと単に思っただけだ。
そして、スネアは最近馴染んでるラディックのスチール5半インチを持ち込み、ペダルはお店のものを借りた。
結局、Merry Youの時のまま車に積んである機材だった。
所詮オレのやることなどはそんなもんで、大概である。。
ところが今回は困った事態が発生していた。
というのは、タムホルダー(バスドラムの上に乗っているタムタムという小、中2個のタイコを支える支柱)が2つあり、左右とも壊れていたのだ。
これではまともにタムがマウントできない。
店に入ってすぐに、タムが変な風にセッティングしてあるのを見てオヤ?と思ったのだ。
一旦はセッティングできてもタムの重みでズルズルと下がってきてしまうので、極端に傾けて、バスドラの上にタムの一部を預けるようにしてあった。
ありゃー、バスドラが傷まるけになっちゃうー。
早速タムホルダーを取り外してバラしてみると、両方のホルダーの取り付けビスの3箇所中1箇所が抜け落ち、しかもねじ穴はバカになっている。
多分、ねじが緩んで一部が浮き上がり、そこで力いっぱい締め付けたのだろう。
こうなる前にねじを均等に締めなおす等、メンテをしっかりすれば予防できるが、もう手遅れだ。
ライブハウスにありがちの、ドラムセットはあるが壊れている。という困ったパターンである。
しかしこれはお店に文句は言えない。こればかりはドラマーでないとなかなか気付かないのだ。
コットンのドラムセットは決して古くないし、ライブが出来るお店とはいえ毎日ドラムを使用しているわけじゃない。
他のハードウェアー類は何ともないしピカピカなのに、タムホルダーだけが壊れているというのは問題がある。
YAMAHAのタムホルダーというのは壊れやすいと思う。
オレの所有物は扱いを心得ているので大丈夫だが、練習スタジオなどの初心者や構造を知らない不特定多数が力任せに扱うと非常に壊れやすい。
機能的には優れているが、強度的には欠陥品じゃないか。
素晴らしいドラムメーカーだけにあえて言う。
「ダメよダメよ、ダメなのよ!」(島田一の介風に)
そんなわけで、今回は普段のセッティングはあきらめて1タムのみの仕様とし、何とか使える方のタムホルダーでタムを配置した。
バスドラムに傷がつかないように注意してかなり低い位置にセッティングした。
したがって、椅子もかなり下げて最近あまりしない重心の低いセッティングとなった。
3点セットでの演奏は久しぶりで、手癖のフレーズの多くはミッドタムを使っているので手順が狂うがそこはそれ。
ドラマーの矜持を硬く持ち、コケないように細心の注意と大胆な演奏を心がけた。なんて言うと偉そうだが、実は前回の滑った転んだライブの二の舞を踏まないようハラハラ物であった。
実際、一部メンバーで息の合わないところや、後半はやっぱり息切れをしたが、皆さんには何とか楽しんでいただけたと思う。
そして、自分も大いに楽しむことが出来て満足できた。
汗びっしょりの着替えが心地よく、至福の時間を与えてもらったことに感謝である。
片付け後、レジにおいてあるファイトマネーBOX(ライブチャージがない代わりにお客さまのおひねりがギャラ)の額がけっこう多かったよといっちゃんから聞き、嬉しかった。
しかもその一部を、失った黒ジャケット弁償の救済にと、少し援助してくれるという。
「そんな、申し訳ないから。」と言いつつありがたく、あさましく頂戴した。
ファイトマネーをいただいた皆さんと、優しい心遣いをくれたバンドメンバーに感謝。
帰りの際、オーナーにタムホルダーの修理を買って出たことは言うまでもない。