駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

尊敬するミュージシャン

2007年07月23日 | バンド
自分はドラマーなので、当然リスペクトするのは自分が影響されたドラマーということになるけど、考えるとたくさん出てくる。
メル・テイラーから始まり、リンゴ・スターにチャーリー・ワッツ、バディ・リッチ、スティーブ・ガッド、カーマイン・アピスというぐらいに次から次へと名前が出てきてきりがない。自分の年も年だけに、昔から有名なドラマーは殆んど当てはまりそうだ。
だから、いつも一番初めに出てくる名前のメルさんこそ、自分のドラミングのルーツということにしている。
実際に、ザ・ベンチャーズのドラミングはよくコピーしたし、今でもオールド・ロックンロール・ドラミングの手本にしている。
かの有名な「ワイプ・アウト」のドラム・ソロ、12小節×4回を採譜して、必死でコピーした経験はあらゆる面でいい思い出だ。特に3回目、4回目のソロは超難解で、謎解きができたときの喜びは言葉では言い表せないものがあったなあ。
ミュージシャンなら誰しも好きな曲のフレーズをコピーした経験があると思うけど、それこそ苦労して上達する秘訣だと思うし、コピーさせてもらったミュージシャンこそ、尊敬するマイ・フェーバリット・ミュージシャンということになるのだろう。

さて、ドラマーならドラマーという自分の演奏するパート以外でも、大好きな、リスペクトするミュージシャンはたくさんいるよね。
自分の場合、やっぱりエリック・クラプトンだったりティム・ボガートだったりジョン・ロードだったり、全く書ききれないのでやめておく。
つか、書こうとしても名前が出てこなかったりして・・・・ガク

だけど有名なスター・プレイヤーだけでなく、いつも一緒にプレイしているメンバーたちもリスペクトすることを忘れてはならないと思う。
互いに尊敬し、切磋琢磨して自分達のバンドのレベルを底上げしていく、ということは当然のことだ。
オレはリスペクトできないミュージシャンとはバンドメンバーにはなれないと思うし、一旦メンバーとなったら、年上だろうと年下だろうとそのメンバーのプレイを尊敬して、互いに影響しあうことが大切だと思う。
人間的にも紳士であるということもミュージシャンたる条件でもあると、この年になって考える次第であります。って、遅い、遅すぎる!
昔、若い頃のオレはヘタクソのクセに生意気でいやな人間だったので、大切なバンドメンバーのことよりも自分のことばかり考えていたこともあって、今思うと恥ずかしい。
これから新しいメンバーで新しいバンドを組む、なんていう機会はそうそうはないと思うけど、今関係しているメンバーに対しては、もう少し大人の関係でありたいなどと、日々の甘えを反省しつつ考えちゃうのでありました。
コメント (2)
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