駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ジュリー

2018年10月19日 | 駄日記
悠木千帆(樹木希林)さんの名場面。
10月19日(金)
ジュリー(70)がやっちまった的ニュースで昨日から持ちきりですな。つか、もうすでに食傷気味かもしれませんが、昔を思い出したりしたので書いちゃいます。
オレは特に大ファンじゃないけれど、その昔、豊橋の勤福へコンサート観に行ったよ。確か30数年前「TOKIO」が流行ってた頃だから全盛期。超満員でした。かっちょよかったよ、セクシーでね。歌も衣装も全部よかった。感動したことだけはしっかり覚えています。
今はねえ。。。それと、どうも左寄りの政治的な言動が気になる。

話題の公演直前ドタキャン騒動について、沢田研二自身が語った『僕にも意地がある』という自分のプライドを優先する理由には、どのメディアも概ね批判的。
「たとえ9,000人の予定が7,000人だろうが(メッチャ多い!)、ファンがそこに集まっている限り全うするのがプロの仕事」的な意見にはごもっとも。
「そりゃプライドが許さんわな、天下のジュリー様やで!」的意見もあるんだろうけど少数派だ。
思えば少年時代から大スターで下積み時代はないわけだから、バンドの人数よりお客さんの数のほうが少ないだなんて、泣きたくなるような厳しい現実を体験してないだろうから仕方がないかも。
擁護派の意見には、「主催者側の営業の失敗だ」とか、「あの広いさいたまスーパーアリーナで空席を布で覆って隠すとかみじめ過ぎる」なんて声もあるようだけど、なんだかな~。。。
また「人が集まらないからドタキャン」は言っちゃダメよという声もある。せめて体調不良にしてくれと。ファン心理はそうだろう。体調不良ならファンは裏切られたとは感じないもんね。「お大事にしてください。振替え公演にはさらにさらに応援しちゃいます!」てなもんだ。
ジュリーはもはや雲の上の大スター。熱狂的ファンからすれば宗教じゃないけど教祖的存在でもあり、基本的に全面的に信じてる。

辛口の視点では「ジュリーがプライドを語るんなら、あのふやけてたるんだ体つきと風貌についてのプライドはないのか。先に何とかするべきだ」という厳しい意見もあったけれど、うんうん納得。何だかこれが一番しっくりきたりして。芸能人なんだもんね、一般人の70代でも鍛え上げてシャキッとかっちょいいじいさんたくさんいますから。

ジュリーからすればオレらなんて低レベルで比較もできない雑魚だけど、音楽家の端くれとしてたいへん興味深い騒動であります。「お客ファースト」は大原則。
実はつい先日も、ザ・スターキーのバンド内でちょっとした論争がありまして、その時は「お客さんの利便を第一に」「そのやり方じゃお客さんをばかにしてるんじゃないか」などと、結構本格的にバトルがあったわけです。その後すっかり丸く収まったので大丈夫ですけど(笑)。。。

要するにジュリーって70歳のいいおじいちゃんなんだけど、気持ちはまだデビューした時と変わらず若いってことなんですかね。いいんだか悪いんだか。まあ、これによってご高齢になられた多くのファンがジュリーから離れないようにお祈りするばかり。
コメント
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