駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ボクのビートルズ ジョージ・ハリスン「マイ・スウィート・ロード」(70’)

2021年03月11日 | オールドミュージック
3月11日(木) 本日のJOG=45分
昨日に続いて、中学生の頃のビートルズと遭遇した話。
ビートルズが解散した1970年。この年、ジョージ・ハリスンもポールやジョンに負けじとソロ活動をしていて、『オール・シングス・マスト・パス』という大作3枚組アルバムを発表する。
その中の1曲が「マイ・スウィート・ロード」(70年)というわけですが、シングル盤としては日本では71年1月10日発売だったといいます。(ウィキペディア調べ)

My Sweet Lord - George Harrison(70’)


ポールの「アナザー・デイ」と同時期にヒットしており、ラジオではよく聞くことができて、とても印象強い曲だった。時系列にはこちらが先にリリースしていますが、どっちが先かは覚えていませんが、ボクの中ではビートルズとの新たな出会いの1曲となった。
印象に残る要因は、やはり「ゴスペルソング」だという点で、繰り返し繰り返し「マイ・スウィート・ロード」「ハレルヤ」と連呼するので、覚えないわけにはいかない。
当時、宗教心のかけらもない中学生にとって連呼する意味は関係なく、ひたすら甘くて耳障りのいいジョージの声と美しいメロディという曲だった。
例によって、この曲によってジョージとポールが同じビートルズのメンバーだということを知るし、ヒゲもじゃだったポールよりもヒゲもじゃのジョージのほうが男前だななんて思った。
何と言うか、田舎の男子中坊には情報が少なくてレコードジャケットだけで顔を判断してしまう時代だったのだ。

この後、Lordが神様で、hallelujah(ハレルヤ)が「晴れるや」ではないことだったり知るわけですが、「ゴスペル」という呼び方ではなく、讃美歌というものを英語塾をやっていた地元の教会へ行くようになって知り、この曲との繋がりというか妙な縁を感じたのでした。
ボクが大人になってオレになり、イエスを知り教会で洗礼を受けることになった。その深層心理でのきっかけの一つがこの曲だったのかも知れません。

日本でゴスペルブームが起きた90年頃は、オレはクリスチャンのような生活をしていたけれど、ただブームに乗っかって上っ面で「ハレルヤ」とか「マイロード」とか歌うべからずなんて苦々しく思うこともあった。
まあ、何を隠そう自分こそ途中でイエス愛を失ってしまって愛の溢れる世界から逃げ出した卑怯者なので、自分の思い上がりに恥を知るのですが、この曲を聞くと少し胸が痛むのです。。。

ジョージは2001年に神のもとに旅立ってしまいまいましたが、今でも永遠の神の国でギターを手に歌っていることでしょう。

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