『枕草子』から
冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、
霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
火桶の火も、白い灰がちになりてわろし。橋本治氏が「桃尻語」で訳すとこうなります。
冬は早朝(つとめて)よ。
雪が降ったのなんか、たまんないわ!
霜がすんごく白いのも。
あと、そうじゃなくても、すっごく寒いんで
火なんか急いで熾して
炭の火もって歩くのも、すっごく“らしい”の。
昼になってさ、あったかくダレてけばさ、
火鉢の火だって白い灰ばっかりになって、
ダッサイの!!
こんなふうに教えてくれれば
古文は面白いのに、ね。
冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、
霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
火桶の火も、白い灰がちになりてわろし。橋本治氏が「桃尻語」で訳すとこうなります。
冬は早朝(つとめて)よ。
雪が降ったのなんか、たまんないわ!
霜がすんごく白いのも。
あと、そうじゃなくても、すっごく寒いんで
火なんか急いで熾して
炭の火もって歩くのも、すっごく“らしい”の。
昼になってさ、あったかくダレてけばさ、
火鉢の火だって白い灰ばっかりになって、
ダッサイの!!
こんなふうに教えてくれれば
古文は面白いのに、ね。