『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

人物デザイナー 柘植伊佐夫 

2019年04月13日 | 旅行
伊那市の高遠美術館で

『柘植伊佐夫 UNITY 人物デザインの世界展』が公開されていたので

高遠の桜を見がてら、鑑賞してきました。

雪が降る前の日です。







人物デザイナーとして、

以前から沢山のテレビ・映画・舞台の登場人物の

ビューティ-デザイン・人物デザイン、衣装デザインを手掛けてきています。

初めて知ったのは『平清盛』での衣装デザインです。

この大河ドラマ、どこかの市長が「汚い」と評して話題になったものの

汚かったせいか、視聴率が上がりませんでした。

が、私の印象は、今までにない大河ドラマ、

この汚さが、まるで黒澤明の映画みたいだな、と思ったものでした。

衣装だけでなく、ヘアメイク(もともと柘植さんはヘアメイクアーティストだった)、化粧、持ち道具等を

トータルでデザインする、という試みを初めて行ったのが『平清盛』だったようです。



その『平清盛』で使った衣装たち。





そして、福山雅治の『龍馬伝』







更に、印象深かった『精霊の守り人』

綾瀬はるかの衣装(汚くてぼろぼろで気の毒なくらい・・・)





登場人物を意識したデッサンのあれこれ









そして、今話題の映画『飛んで埼玉』の衣装たち








二階堂ふみをイメージしたデッサン



宝塚のような衣装にしたい、と思ったのだとか・・・・











おまけ、

六本木歌舞伎(海老蔵さんの衣装)





なかなか地方にいては見ることが出来ない

貴重な作品をたくさん見せていただきました。

「写真撮影はダメですよねえ?」と伺ったら

「いえいえ、たくさんどうぞ!」と言われたので、

いっぱい撮らせていただきました。



これからもいろんな方からお声がかかることでしょう。

ご活躍を楽しみにしています。



美術館の中からのながめ








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする