『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

泣いたり笑ったり・・・・(母のこと2)

2014年06月20日 | 介護
先日、ケアマネージャーさんが訪問してくださった。
ヘルパーさんを使っていなくても、
月に一度は、訪問して様子を見ることになっているそう・・・・

母は、ケアマネさんをヘルパーさんと間違えることもなく
ヘルパーさんに介助されることが
なぜいやなのかを、説明している。

母との面談を終えた後、
「認知症の方は、自分はしっかりしている、
 と、思っているものなのです。
 だから、介護されることを嫌うんですね。」
と、おっしゃったが・・・・・

母の場合、
自分がしっかりしている、などとは
思っていないように思う。

なぜなら、
自分が忘れることが多く
少しも覚えられないことを嘆くから・・・・

お風呂などで、私に世話してもらうと
「すまないねえ・・・」を連発し
「意気地がなくなっちゃって・・・」
と、しっかりしていない自分を嘆くから・・・・

それでは、母は認知症ではないのか?
といえば、
それはやはり、母は認知症なのだと思う。

毎朝、薬の袋を見ては
「これは何の薬?」と聞き、
「心臓の薬よ。」と答える毎日なのだから。

ただ、穏やかな進行の認知症なのかもしれない。

ケアマネさんは、
絶えず、他人が介入して刺激することで
認知症の進行を遅らせることができる、
とおっしゃったけれど、
果たして本当にそうなのだろうか。

友人のお義母さんは、
デイサービスに行く時は、
毎回泣いて抵抗したそうだけれど、
それでも、
そうしなければならない事情があったから
仕方がない、とはいえ
そうしたことを繰り返すことが
病気(認知症)に、いいとは思えない。

私は、母の様子を見ながら
母にあった介護をしていきたい、と思う。
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2 コメント

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私もそう思います (70歳ー旅の途中)
2014-06-21 08:44:55
昨日は「認知症の研修会」でした。
私も民生委員という立場だけでなく、わが身にわが夫にいつ訪れるかわからない、その時どうするべきかをシュミレーションしておきたい、そんな気持ちでお話を聞きました。
ついブログでそんな話題に口をだし、後で反省しています。

お母さんはケアマネさんと、ヘルパーさんとの違いが分かっている。それは自分のことをわかっている人とそうでない人がわかるからではないかと思います。

まだまだ専門職の方々も、その対応の仕方を学んでいないと思います。

その人に寄り添うより、自分の都合が優先してしまうように思います。

昨日訪問した家庭も50代の娘さんが94歳のお母様にデイケアに行ったときは、「なるべく介護士さんの言うことを素直に聞いて、優しく接しなさい。そうするとお母さんにもそうしてもらえるんだよ」話していました。それは忙しい介護現場にいかにうまく対応するために―ということですが、本当は逆に介護士さんにそう話したい位ですね。

今お母さまがおつついているのは家庭での接し方がお母さまに受け入れられているからだと思います。

気長に、お母さんに学びながら?だと思いますよ。一番いい方法はお母さんが教えてくれているのかもしれません。
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ありがとうございます。 (hi-chan)
2014-06-22 06:13:38
旅の途中 さま
おっしゃるとおりだと思います。
「穏やかに過ごすこと」が、認知症の進行を遅らせることができるような気がするのです。
「刺激」というのは、本人にとっての「程よい刺激」でなければ、効果がないと思っています。
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