『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

雪のおもしろう降りたりし朝

2014年01月12日 | 雑感
1月10日朝


1月12日朝


徒然草の中の第三十一段
『雪のおもしろう降りたりし朝』

雪のおもしろう降りたりし朝、人のがり言ふべき事ありて、
文をやるとて、雪のこと何とも言はざりし返事(かへりごと)に、

「この雪いかが見ると一筆のたまはせぬほどの、
ひがひがしからん人のおほせらるる事、聞きいるべきかは。
かへすがへす口をしき御心なり。」

と言ひたりしこそ、をかしかりしか。
今は亡き人なれば、かばかりの事も忘れ難し。


うん、そうだね。
この銀世界、一年にわずか数日だもの・・・・
雪が降ったね、きれいだねえ・・
って、思いたいわねえ・・・・

駐車場の雪かきばかり心配している、わたし・・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高橋和巳『悲の器』

2014年01月11日 | 
3連休に、仕事を三つ持って来ました。
今日はそのうちの一つをやろう、と思っていたのに
朝起きて、ふと本棚を眺めて
目に飛び込んできた本、高橋和巳の『悲の器』
この本、私は読んだんだろうか・・・・・
記憶にないなあ・・・・
そう思うと、無性に読みたくなってきたのです・・・・
試験勉強ををしようとして
いつのまにか、好きな本を読んでしまう
そんな学生の頃の自分を思い出しました・・・

しかしまあ、実に読みずらい、です・・・・
主人公の正木教授(法律専門)やその他の登場人物が
自分の思想や考えを延々と語る部分はやたら難かしく、
時には専門的な用語も入って、
ますます読む気がしなくなっていくのです。
それでも「知識人の愛と挫折」という表題に魅せられて
だいたいのストーリーだけを追っていくことにしました。

さて、それで「どう?」
と言われても、なんと答えてよいのやら・・・・・
ただ・・・・
今の人は、きっと読まないわよねえ・・(苦笑)

高橋和巳のあとがきは、1962年10月16日
初版は1968年、
ここにあるのは、1974年19版です。

あとがきには、こうありました。
「(前略)なお、この作品は、その欲張った構想のゆえに、
日本の現代史や精神史、とりわけ多くの法律学の資料や著述の
参照のうえに成り立っている。
私の脳裏に生まれ、作中人物に仮託した二三の観念については
相当な自負がないわけではない。(後略)」

作者がそういっているからそうなのでしょう。
かなり、欲張った(笑)内容です。

当時の帯表紙の書評の面々もすごいです。
寺田透、埴谷雄高(知らない)や、
野間宏、福田恒存らが、書評しています。
福田恒存氏評
「これは、大げさ言うと『罪と罰』だ。
 常識の世界に挑戦している。
 しかも、かなり高い調子で貫いている。
 ただ、最後に、刀折れ矢尽きた感じはするが・・・」


一日何もせず、本だけを読んで日が暮れました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は七日、七草粥・・・・

2014年01月07日 | 日記
1月7日、
七草粥を食べる日・・・・・

昨年まで朝食べていたけれど、
今年は夕方にしました。
朝、おかゆだと
お昼までおなかが持たない・・・・
というのが理由・・・・

まあ、それもあり、か・・・・

母が元気な頃は、畑や田んぼに出て
雪をかきわけて、
畑の中から「はこべ」や「なずな」を、
田んぼの水路からは「せり」を
採って来てくれました。

すずな(蕪)すずしろ(大根)は、
冬越し用から、
ゴギョウ、ホトケノザ、はなかったけれど
だから「五草粥」だったけれど、
それでまあ、良いことにして
ちゃんと、七日の朝に食べました。

今、いったいどれだけの家庭が、
七草粥を食べているのでしょう。
七草粥をどれだけ知っているのでしょう。

なんだか、心配になってきました。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「つもり」違い10か条

2014年01月05日 | 雑感
元善光寺で買い求めた
「先祖代々供養」と文字が出てくるお線香・・・・
その袋の中に、こんな紙が入っていました。

「つもり」違い10か条
1、高いつもりで低いのが教養
2、低いつもりで高いのが気位
3、深いつもりで浅いのが知識
4、浅いつもりで深いのが欲望
5、厚いつもりで薄いのが人情
6、薄いつもりで厚いのが面の皮
7、強いつもりで弱いのが根性
8、弱いつもりで強いのが自我
9、多いつもりで少ないのが分別
10、少ないつもりで多いのが無駄

う~~ん、
今年一年、気をつけよう、っと!!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下条村の小さな旅

2014年01月05日 | 日記
初詣のあとの「小さな旅」
ここは県道1号


なぜ、ここに県道の1号線があるのでしょう?
長野市方面にあるのかと思ったら・・・・
う~~ん、不思議??
ここを少し走ることにしました。

途中、天竜川の河原に
「三九郎」の準備がされているのを見つけました。
今日、やるのかな?


あっ、電車が停まってる
あの駅は、天竜峡駅


その下は、天竜峡の船着場
冬場は、船くだりもお休みなのでしょう。


県道1号線から天竜川を渡って下条村へ
下条村は「峰 竜太」のふるさとの村
そんな宣伝がいたるところにありました。
今日の日帰り温泉です。


露天風呂からの眺めは絶景でした。


帰りに、お土産を求めに「道の駅」に寄りました。
・・・・どこぞのお城かと思った・・・・
「道の駅 そばの城」です。


今日は快晴!
気持ちのいい、一日でした。
私に、お正月「小さな旅」をプレゼントしてくれた主人に感謝、です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする