
定義道・・・定義如来と平家落人伝説 4
落人と定義さん
落人達は人里離れた深山幽谷を自ら求めけわしい山間に世間との交渉も薄く、山間の急傾斜を開き棚田などを作って長い間厳しい自然に立ち向かいながら生活をしてきたのです。
其の生活は家族や命を守るために、少しの怠慢も許されなかったのです。
その地に立つと、私の頬を突く風がその厳しさを物語るようです。
現在の地は仙台市青葉区となっていますが360度大自然の中にあり、この山奥には水道管さえ普及していません、皮肉にもここには大倉ダムと七北田ダムがあり、水を市民や近隣の町へ供給しています。
それなのに地元の人には何の恩恵も無いのです。
しかしながら唯一の恵みは豊かな大自然です。
清らかな沢の流れや山の恵みは飲料水となり、薬草にもなります。
その知恵は、ここに住む人々に受け継がれまた、山林は古くから木炭の生産地ともなり木材も含めそれを生業としてきたのです。
大倉ダム


貞能一行がどの道からこの地へ来たのでしょう??
48号線「関山街道」を表門とされる熊ヶ根大手門から大豆沢~青下に入り山道を巡り、定義の里へ落ち延びたという説があります。
途中の大豆沢の地名は、従臣が馬の飼料である豆をあたりに散らしたのが理由のようです。
青下の地名は、仮屋を建て青柴を屋根にしたことから付いたちめいのようです。
現在の地図に照らし合わせてみました。
山道はありました、しかしここは車で走れる道ではありません。
緑の道路や点線は、現在の参拝道路です。
オレンジ色が、貞能の定義への道です。

下の黄色い点線は、後程説明します。
黒のペンで小倉神社と書いていますが、以前紹介済みの、平家に関わる神社です。
小倉神社
クリックでジャンプします。
今では、「定義さん」や「定義如来」と呼ばれ、一般の人々に広く信仰され、年間百数十万の参詣者を数えています。
昔から「一生に一度の大願は必ず叶えてくれる」と信じられ良く知られています。
我が家でも安産祈願をしたものです。
その時生まれたのが長女なのですが、これが定義如来が大好きで、腕には前に紹介した数珠を付け、宮城に帰って来ると必ず向かいます。
どちらかと言えば、定義名物、団子と三角あぶらげですかね。
小さい頃から何度も連れて行っていたからかも知れません。

これじゃ~大きさがわかりませんね。底辺の長さが約16センチのジャンボあぶらげです。
焼いて醤油をかけて食べるのが大好きです。酒の肴ですね。
5につづく
ホームページに纏めています。
定義如来1
定義如来2
落人と定義さん
落人達は人里離れた深山幽谷を自ら求めけわしい山間に世間との交渉も薄く、山間の急傾斜を開き棚田などを作って長い間厳しい自然に立ち向かいながら生活をしてきたのです。
其の生活は家族や命を守るために、少しの怠慢も許されなかったのです。
その地に立つと、私の頬を突く風がその厳しさを物語るようです。
現在の地は仙台市青葉区となっていますが360度大自然の中にあり、この山奥には水道管さえ普及していません、皮肉にもここには大倉ダムと七北田ダムがあり、水を市民や近隣の町へ供給しています。
それなのに地元の人には何の恩恵も無いのです。
しかしながら唯一の恵みは豊かな大自然です。
清らかな沢の流れや山の恵みは飲料水となり、薬草にもなります。
その知恵は、ここに住む人々に受け継がれまた、山林は古くから木炭の生産地ともなり木材も含めそれを生業としてきたのです。
大倉ダム




貞能一行がどの道からこの地へ来たのでしょう??
48号線「関山街道」を表門とされる熊ヶ根大手門から大豆沢~青下に入り山道を巡り、定義の里へ落ち延びたという説があります。
途中の大豆沢の地名は、従臣が馬の飼料である豆をあたりに散らしたのが理由のようです。
青下の地名は、仮屋を建て青柴を屋根にしたことから付いたちめいのようです。
現在の地図に照らし合わせてみました。
山道はありました、しかしここは車で走れる道ではありません。
緑の道路や点線は、現在の参拝道路です。
オレンジ色が、貞能の定義への道です。

下の黄色い点線は、後程説明します。
黒のペンで小倉神社と書いていますが、以前紹介済みの、平家に関わる神社です。
小倉神社

今では、「定義さん」や「定義如来」と呼ばれ、一般の人々に広く信仰され、年間百数十万の参詣者を数えています。
昔から「一生に一度の大願は必ず叶えてくれる」と信じられ良く知られています。
我が家でも安産祈願をしたものです。
その時生まれたのが長女なのですが、これが定義如来が大好きで、腕には前に紹介した数珠を付け、宮城に帰って来ると必ず向かいます。
どちらかと言えば、定義名物、団子と三角あぶらげですかね。
小さい頃から何度も連れて行っていたからかも知れません。


これじゃ~大きさがわかりませんね。底辺の長さが約16センチのジャンボあぶらげです。
焼いて醤油をかけて食べるのが大好きです。酒の肴ですね。
5につづく
ホームページに纏めています。
定義如来1
定義如来2
読ませて頂きながら
驚くことばかり~
平家ファンの神戸市民に
教えてあげたら~
参詣に来るのでは~(^^)/
来年 桜の季節に
東北歴史博物館 多賀城
塩竃神社を訪ねる予定ですが
再来年は定義如来に決定で~す(^^)
一時間に一本ですがね。
一泊増やしていかがでしょ。
歴史博物館は特別展示があるといいですね。
天然記念物鹽竈桜はちょっと遅咲きですよ。我が郷土は田舎ですが、是非ごゆるりと…
にしても随分山奥に~
当然か
緑はバスも走れますが、オレンジが歩いて逃げた道です。
落ち延びた先がたとえ山奥でも、生活することを何がしか許容されていたのでしょうか?
名を変えるとともに、暮らし方や話し言葉も変えざるを得なかったのでしょう。
栄華に満ちた生活から開墾の日々へ。私には言葉のみでしか理解できませんが・・・
湯西川と祖谷渓は、蕎麦が名物ですが、定義はやっぱり団子と油揚げ!
定義の食堂には当然蕎麦もありますが、前面には押していませんし蕎麦畑も見当たりません。
後はデカい定義饅頭くらいですかね。
いろんな議論があるようですが
大自然を
潰してまでというのは どうかと思います (^_-)~☆
この街道は山形に抜ける近道として、伊達政宗が岩出山居城の時や平泉の文化が山形に伝わる重要な道だったのです。
今は湖底になってしまいました。
大倉ダム辺りには何度か行っていますが
あのような所に平家の一族がと思うと
哀れになりますね。
小倉神社も旅行中で見てなかったですね。
定義山の三角油揚げ大好物です。
時々、藤崎デパートの地下で買いますが
自分で焼いたのは美味しくない(>_<)
やはり、現地で食べるのが美味しいです。
それだけで価値がありますかね?