銭形平次捕物控の誕生とは・・・
昭和6年、文藝春秋社が月刊誌「オール読物」を創刊。
胡堂に捕物小説を毎月書いてくれないかと依頼された。
胡堂は、色々と構想を練り、主人公を江戸の町の一介の目明しとするが
ただの御用聞きではつまらない。
そこで「水滸伝」の「没羽箭張清」と言う、石つぶてで敵将を次々倒す小石投げの名人から
四文銭を投げる目明しを思いついた。
頭脳明晰で正義感あふれる岡っ引き銭形平次が、江戸の町に起こる様々な事件を、
人情味豊かに次々と解決してゆくという捕物小説。
刀を持たず、罪を憎んで人を憎まず。そんな平次が大衆に受けたのですかね~
『親分!た、た、た、大変だ~』といつも事件を知らせて飛び込んでくるガラッ八
こと八五郎。
これは、徳川時代の鯉丈の「八笑人」からヒントを得たと言う。
八五郎は独身で、呑気者で、無欲で、純情家で惚れっぽい天性のユーモリスト。
それが、物語のスムーズな展開を助ける。
「銭形平次捕物控」は383篇続いた、世界一長い探偵小説で、
まさに胡堂の代表作ですね。
東京の神田明神境内に、天保銭をデザイン化した銭形平次の記念碑が立っている。
雨漏り書斎のあ~さんの神田明神の記事です。
江戸切絵図・本郷・湯島絵図
胡堂はこの地図を見ながら、銭形平次の活躍を想像していたのではないでしょうか。
長谷川一夫さんの銭形平次です。
長火鉢やタンスがありました。映画で使われたものでしょうか
最後に、胡堂のコレクションを見て見ましょう。
壁四面が本でいっぱいでした。
レコードや蓄音機の数々・・・全部東京都に寄贈したものです。
レコード収集は40年がかりで1万3千枚にのぼったが、そのほとんどを東京都に
寄贈した。
私財一億円で野村学芸財団を設立、育英事業や研究助成に寄与したほか、郷里紫波町には膨大な蔵書の一部を寄贈し記念文庫が設けられている。
捕物作家クラブを結成、後進育成に力を注ぎ、郷土出身の後輩達には温かい保護者となり、若く貧しい芸術家達が訪ねてくると、何も聴かずに幾枚かの紙幣をそっと手に握らせるのが常だったと言う。
こうして彼に助けられた人の数は少なくない。
彼らはその恩義を忘れず、先輩胡堂の人柄を慕った。
記念館からは、岩手を代表する山、岩手山(南部片富士・2038メートル)が見えていました。
また来るぞう! 岩手は広い!!
なんてたって県では日本一の面積・・・四国4県がすっぽり入ります。
3-1話に戻る
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昭和6年、文藝春秋社が月刊誌「オール読物」を創刊。
胡堂に捕物小説を毎月書いてくれないかと依頼された。
胡堂は、色々と構想を練り、主人公を江戸の町の一介の目明しとするが
ただの御用聞きではつまらない。
そこで「水滸伝」の「没羽箭張清」と言う、石つぶてで敵将を次々倒す小石投げの名人から
四文銭を投げる目明しを思いついた。
頭脳明晰で正義感あふれる岡っ引き銭形平次が、江戸の町に起こる様々な事件を、
人情味豊かに次々と解決してゆくという捕物小説。
刀を持たず、罪を憎んで人を憎まず。そんな平次が大衆に受けたのですかね~
『親分!た、た、た、大変だ~』といつも事件を知らせて飛び込んでくるガラッ八
こと八五郎。
これは、徳川時代の鯉丈の「八笑人」からヒントを得たと言う。
八五郎は独身で、呑気者で、無欲で、純情家で惚れっぽい天性のユーモリスト。
それが、物語のスムーズな展開を助ける。
「銭形平次捕物控」は383篇続いた、世界一長い探偵小説で、
まさに胡堂の代表作ですね。
東京の神田明神境内に、天保銭をデザイン化した銭形平次の記念碑が立っている。
雨漏り書斎のあ~さんの神田明神の記事です。
江戸切絵図・本郷・湯島絵図
胡堂はこの地図を見ながら、銭形平次の活躍を想像していたのではないでしょうか。
長谷川一夫さんの銭形平次です。
長火鉢やタンスがありました。映画で使われたものでしょうか
最後に、胡堂のコレクションを見て見ましょう。
壁四面が本でいっぱいでした。
レコードや蓄音機の数々・・・全部東京都に寄贈したものです。
レコード収集は40年がかりで1万3千枚にのぼったが、そのほとんどを東京都に
寄贈した。
私財一億円で野村学芸財団を設立、育英事業や研究助成に寄与したほか、郷里紫波町には膨大な蔵書の一部を寄贈し記念文庫が設けられている。
捕物作家クラブを結成、後進育成に力を注ぎ、郷土出身の後輩達には温かい保護者となり、若く貧しい芸術家達が訪ねてくると、何も聴かずに幾枚かの紙幣をそっと手に握らせるのが常だったと言う。
こうして彼に助けられた人の数は少なくない。
彼らはその恩義を忘れず、先輩胡堂の人柄を慕った。
記念館からは、岩手を代表する山、岩手山(南部片富士・2038メートル)が見えていました。
また来るぞう! 岩手は広い!!
なんてたって県では日本一の面積・・・四国4県がすっぽり入ります。
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銭形平次の物語にある
あたたかさ~
そこからきてるんですね (^_-)-☆
捕物帖の嚆矢は岡本綺堂「半七捕物帖」でしょうが、
多くのファンに親しまれたという点で、銭形平次がトップでしょうね
私には平次といえば、林長二郎です
銭形平次捕物控は383篇続いた>探偵物の
はしりだったのですね
テレビでやっていたのは、時々見ていました。
でも、時代物は不得意でひーさんたちブログ友
のおかげで少しずつ関心を持ち始めました
岩手県が四国3県すっぽり入る面積とは
驚きでした
いろいろ教えて頂きサンキューです
船越英二は姪の子供なんですね。
胡堂の本名は長一で縁があったんですね。
先日のコメ、勘違いしました。
胡の意味があれえびすに繋がるということですね。
すみませんでした。
興味持ってもらって嬉しいです。
僕は、なんにでも興味を持つので、知らなかったことがわかると皆に教えたくなるんです。
そんな面では、ブログは一番適しているかも、すると詳しい方がもっと教えてくれます。
勉強になるし、ありがたいです。
ちなみに県で次に広いのは、福島ですよ。
新旧幅広く、教えて貰えるので視野が広がり
ありがたいです。それと明るい笑いも(^▽^)
「オール読物」なつかしぃ~ 昔よく読んでました♪
あ~さんのマネッコで・・・
私には平次といえば、大川橋蔵です♪
もう少し勉強します。