早く目が覚めるのは、いつものことです。
妻が帰って来ました。
いろいろ話しかけられ、集中力が途切れます。
しかし、腹は立たないのです。
土産話を聞きながら書き始めました。
この時点で、勝手にやってろと読むのをやめる方もいらっしゃるでしょうか。
先輩に電話をしました。
「プレイ中ですか。今、電話良いですか。」
「かまをかけるんじゃないよ。」
「????」と私。
「ゴルフじゃないんですか。」
「家にいるよ。」
先輩は、何を言いたかったのでしょう。
先輩だから、私より年上です。
私の勘違いかもしれませんが、まだ元気なんだと納得したのは、しばらくしてからでした。
妻にそのことを話すと笑っていました。
今日のテーマは、「人の印象」です。
お会いして、見て、話して、「こんな方かな。」と想像力を働かせます。
その後、付き合いが経過しても、第一印象がぶれなくなったのは、50歳を過ぎてからでしょうか。
若い頃は、見た目と知り合い後のギャップが大きくて驚いたり悩んだりしました。
良い方向へ振れるのは良いのですが、段々アラが見えてくるのでした。
結婚前は、両目を開けてよく相手を見ろ。
結婚したら、片目をつぶれ。
結婚後、時が経ったら、どうしろとはその時教えてもらえませんでした。
私の結論は、両目を閉じろでした。
お互いに、平気で放屁できるようになりました。
さらに時が経ち、心眼で見れるようになりました。
わずかな癖で、かみさんの気持ちが読めるようになるものです。
人の第一印象は大事にしなければなりません。
一期一会と思うようになりました。
くしゃみをしたら、ちびる年齢になりました。
お互いに、明日は会えないかと思わなければならないのです。
若者を見たら、わざと両目を閉じる仕草をするこの頃です。
一瞬で、看破したような気になるのです。
年下の医者の言うことが聞けなくなった先輩に似てきたのでしょう。
人の印象は、見た目より話す内容にシフトされてきました。
新たなる発見です。
妻は、集中する私に話しかけなくなりました。
ありがとう。
2015年1月18日
(1月19日に少し訂正しました。)